今年度も当館では、市内の小中学生が鑑賞レポートを書いて発信する「こがねいジュニア特派員」企画を継続!
ぜひご覧ください。(原文のまま、書き起こしています。)

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小金井市立第三小学校 6年 荒川幹史

1、始めに
ぼくは今回のバラライカコンサートがすごく楽しみでした。
それはバラライカという楽器がどのような楽器かどのような音が出るのか全く分からなかったからです。
このコンサートで心に残った曲をピックアップしてしょうかいします。


2、曲を聞いて
[第一部]

ara_1.jpg

〈黒い瞳〉
バラライカの切なげな音がとてもきれいでした。アコーディオンの音はだんだんのびるほど大きく美しくなっていきました。バラライカはものすごく速く手を上下にふってたくさんの音を出していました。弾き方によってバラライカの音は楽しく聞こえたり、悲しく聞こえたり音の聞こえ方が全然ちがいました。

〈ロシアの調べ〉
初めはとてもゆったりとしていておだやかな気分になりました。と中からテンポが上がりはなやかな感じがしました。アコーディオンの急に大きくなる音が元気にホールにひびいていました。細かい音が楽しそうに聞こえました。速くはなやかになったり、おそくゆったりになったりしたりと独特な感じの曲でした。

〈死の舞踏〉
この曲は不思議で少し不気味な曲でした。おそろしい夜を連想させるバラライカの連続したおどろおどろしい音色がホールをただよい、ぼくはより一層夢中になりました。

〈剣の舞〉
バラライカの速く、細かく連続した音が飛び出しぼくをみりょうしました。
それを出している手は目に見えないほど速くバラライカの上を上下していました。
アコーディオンの大はく力の音はホールの空気を包みこむようでした。


[第二部]
コントラバス・バラライカが舞台に現れるとあまりの大きさにどよめきが起こりました。

ara_2.jpg

〈月は輝く〉
おだやかな感じで平和でした。他の楽器が入ると音に厚みが増し、重低音がきれいでした。グースリの音はとてもはく力があり、演奏をより美しいものにしていました。

〈めぐる季節〉
それぞれの単音がすこしさびしく、きれいに聞こえました。アコーディオンと3つのバラライカの音が合わさってとても美しくひびいていました。
聞いたことのある曲をちがう楽器で聞くと、新せんな感じがしました。

〈日陰のまち〉
アコーディオンの出だしが悲しくさびしくひびいていました。
ゆっくりと落ち着いたリズムでグースリの流れるような音が悲しさの中にあたたかみを感じさせました。アコーディオンのボタンをおさずに出した空気の音がさみしくホールにひびいていました。

[アンコール曲]
〈モンティ〉
最初のグースリの初まりがダイナミックでした。バラライカの高い音はピアノのようでした。
だんだんテンポの上がるところは元気な感じでした。

3、楽器をさわって見て
今回、公演が終わった後に、舞台の上で楽器をさわらせてもらうことができました。

ara_3.JPGara_4.JPG

〈バラライカ〉
3本の弦のまん中に小さい穴があいていました。
1弦は鉄でできていてラの音、2,3弦はナイロンでできていてそれぞれミの音の出る弦だそうです。

〈グースリ〉
鍵盤は重くピックで弦を弾くと全てのその音が鳴りました。

〈アコーディオン〉
中にハーモニカのような物が入っており、ボタンをおすとそのふたが開き、そこに空気が入ることで音が出ます。ボタンは左右に200個以上あり、和音を出しやすくするために同じ音のでるボタンがあります。


3、最後に
初めて見る楽器の演奏を心から楽しむことができました。
グースリなどめずらしい楽器をさわるという貴重な体験ができて本当にうれしかったです。これからも知らない楽器や曲に親しんでいきたいです。

公演写真:友澤綾乃

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arakawa.jpg

1曲1曲を大切に聴いて、感じたことを、細かく丁寧に文章にしてくれた荒川くん。
これからも知らない楽器や曲にどんどん出会って、楽しんでほしいです。

スタッフによるレビューはこちら

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休館日: 毎月第2火曜日および第3火曜日(祝日の場合はその直後の平日) / 年末年始 / 保守点検日
【こがねいジュニア特派員 イベントレポート vol.12】
北川 翔 バラライカ・コンサート ~哀愁のバラライカ~
22. 10. 08

今年度も当館では、市内の小中学生が鑑賞レポートを書いて発信する「こがねいジュニア特派員」企画を継続!
ぜひご覧ください。(原文のまま、書き起こしています。)

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小金井市立第三小学校 6年 荒川幹史

1、始めに
ぼくは今回のバラライカコンサートがすごく楽しみでした。
それはバラライカという楽器がどのような楽器かどのような音が出るのか全く分からなかったからです。
このコンサートで心に残った曲をピックアップしてしょうかいします。


2、曲を聞いて
[第一部]

ara_1.jpg

〈黒い瞳〉
バラライカの切なげな音がとてもきれいでした。アコーディオンの音はだんだんのびるほど大きく美しくなっていきました。バラライカはものすごく速く手を上下にふってたくさんの音を出していました。弾き方によってバラライカの音は楽しく聞こえたり、悲しく聞こえたり音の聞こえ方が全然ちがいました。

〈ロシアの調べ〉
初めはとてもゆったりとしていておだやかな気分になりました。と中からテンポが上がりはなやかな感じがしました。アコーディオンの急に大きくなる音が元気にホールにひびいていました。細かい音が楽しそうに聞こえました。速くはなやかになったり、おそくゆったりになったりしたりと独特な感じの曲でした。

〈死の舞踏〉
この曲は不思議で少し不気味な曲でした。おそろしい夜を連想させるバラライカの連続したおどろおどろしい音色がホールをただよい、ぼくはより一層夢中になりました。

〈剣の舞〉
バラライカの速く、細かく連続した音が飛び出しぼくをみりょうしました。
それを出している手は目に見えないほど速くバラライカの上を上下していました。
アコーディオンの大はく力の音はホールの空気を包みこむようでした。


[第二部]
コントラバス・バラライカが舞台に現れるとあまりの大きさにどよめきが起こりました。

ara_2.jpg

〈月は輝く〉
おだやかな感じで平和でした。他の楽器が入ると音に厚みが増し、重低音がきれいでした。グースリの音はとてもはく力があり、演奏をより美しいものにしていました。

〈めぐる季節〉
それぞれの単音がすこしさびしく、きれいに聞こえました。アコーディオンと3つのバラライカの音が合わさってとても美しくひびいていました。
聞いたことのある曲をちがう楽器で聞くと、新せんな感じがしました。

〈日陰のまち〉
アコーディオンの出だしが悲しくさびしくひびいていました。
ゆっくりと落ち着いたリズムでグースリの流れるような音が悲しさの中にあたたかみを感じさせました。アコーディオンのボタンをおさずに出した空気の音がさみしくホールにひびいていました。

[アンコール曲]
〈モンティ〉
最初のグースリの初まりがダイナミックでした。バラライカの高い音はピアノのようでした。
だんだんテンポの上がるところは元気な感じでした。

3、楽器をさわって見て
今回、公演が終わった後に、舞台の上で楽器をさわらせてもらうことができました。

ara_3.JPGara_4.JPG

〈バラライカ〉
3本の弦のまん中に小さい穴があいていました。
1弦は鉄でできていてラの音、2,3弦はナイロンでできていてそれぞれミの音の出る弦だそうです。

〈グースリ〉
鍵盤は重くピックで弦を弾くと全てのその音が鳴りました。

〈アコーディオン〉
中にハーモニカのような物が入っており、ボタンをおすとそのふたが開き、そこに空気が入ることで音が出ます。ボタンは左右に200個以上あり、和音を出しやすくするために同じ音のでるボタンがあります。


3、最後に
初めて見る楽器の演奏を心から楽しむことができました。
グースリなどめずらしい楽器をさわるという貴重な体験ができて本当にうれしかったです。これからも知らない楽器や曲に親しんでいきたいです。

公演写真:友澤綾乃

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1曲1曲を大切に聴いて、感じたことを、細かく丁寧に文章にしてくれた荒川くん。
これからも知らない楽器や曲にどんどん出会って、楽しんでほしいです。

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