今年度、当館では新企画として、市内の小中学生から主催公演を鑑賞してレポートを書いてくれる「こがねいジュニア特派員」を募集しました。応募者多数の中、採用された特派員の鑑賞レポートをぜひご覧ください。(原文のまま、書き起こしています。)
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小金井市立小金井第三小学校 5年 中川夏也子さん

私は、今回クラシックのコンサートを初めて聴きました。聴く前は、「どんなだろう」と想像もつきませんでした。そして、他のお客さんを見ると、クラシックを聴きなれているような人がたくさんいました。なぜかというと、拍手のタイミングや曲の聴き方など、マナーを知っていたからです。

 一曲目のバッハのブランデンブルク協奏曲では、4人の奏者に私はひきつけられました、男性がトランペットを、女性3人がフルート、オーボエ、ヴァイオリンの楽器を奏でました。そして、オーボエのはっきりしていて、芯のある音と、フルートの高く品のある音がすてきでした。すずしい朝に4人の人たちが楽しくお話しているような、元気で明るい曲でした。後ろの楽器の人たちも、それぞれ楽しくお話しているようでした。

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 二曲目のドヴォルザークのチェロ協奏曲は、最初はすごくミステリアスで、森の中を歩きながらうすぐらくてけものと出会いそうな曲でした。チェロの音がすごく強くて、かっこよかったです。

 そして、三曲目のベートーヴェンの交響曲ではヴァイオリンとティンパニーの二つの楽器がすごく合っているなと思いました。私はバレーボールをやっているのですが、ティンパニーが「ドン!」と強い一つの音を出してトスをあげて、ヴァイオリンがスパイクを打つような感じでした。ティンパニーは、細かく小きざみな音でも、全部の音が生きているように感じました。

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 最後のアンコール曲は、すごく楽しかったです。女の人がふいたハトの鳴き声がするふえと、他の楽器も合わせて手をたたいたのが、春の公園できれいなお花を見ながら小鳥の大合唱を聴いているみたいでした。

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 クラシックのコンサートは、はげしかったり、強弱があったり、バラエティが豊かでした。私も、学校の発表会のために楽器の練習をがんばっているので、上手に合わせたいです。

(公演写真:藤本史昭)

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中川さんは前回の日舞公演に続き、2回目の特派員レポート。「クラシックのコンサートは初めて」とは思えないほど、曲からいろいろな情景をイメージしたり、自分が習っているバレーボールに重ね合わせて表現したりと、感性豊かな楽しいレポートです。

スタッフによるレビューはコチラ

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受付時間: 9:00 ~ 19:00
休館日: 毎月第2火曜日および第3火曜日(祝日の場合はその直後の平日) / 年末年始 / 保守点検日
【こがねいジュニア特派員 イベントレポート vol.11】
こがねいガラ・コンサート 2021
21. 11. 11

今年度、当館では新企画として、市内の小中学生から主催公演を鑑賞してレポートを書いてくれる「こがねいジュニア特派員」を募集しました。応募者多数の中、採用された特派員の鑑賞レポートをぜひご覧ください。(原文のまま、書き起こしています。)
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小金井市立小金井第三小学校 5年 中川夏也子さん

私は、今回クラシックのコンサートを初めて聴きました。聴く前は、「どんなだろう」と想像もつきませんでした。そして、他のお客さんを見ると、クラシックを聴きなれているような人がたくさんいました。なぜかというと、拍手のタイミングや曲の聴き方など、マナーを知っていたからです。

 一曲目のバッハのブランデンブルク協奏曲では、4人の奏者に私はひきつけられました、男性がトランペットを、女性3人がフルート、オーボエ、ヴァイオリンの楽器を奏でました。そして、オーボエのはっきりしていて、芯のある音と、フルートの高く品のある音がすてきでした。すずしい朝に4人の人たちが楽しくお話しているような、元気で明るい曲でした。後ろの楽器の人たちも、それぞれ楽しくお話しているようでした。

j11-1.JPGj11-2.JPGj11-3.JPGj11-4.JPG

 二曲目のドヴォルザークのチェロ協奏曲は、最初はすごくミステリアスで、森の中を歩きながらうすぐらくてけものと出会いそうな曲でした。チェロの音がすごく強くて、かっこよかったです。

 そして、三曲目のベートーヴェンの交響曲ではヴァイオリンとティンパニーの二つの楽器がすごく合っているなと思いました。私はバレーボールをやっているのですが、ティンパニーが「ドン!」と強い一つの音を出してトスをあげて、ヴァイオリンがスパイクを打つような感じでした。ティンパニーは、細かく小きざみな音でも、全部の音が生きているように感じました。

j11-5.JPG

 最後のアンコール曲は、すごく楽しかったです。女の人がふいたハトの鳴き声がするふえと、他の楽器も合わせて手をたたいたのが、春の公園できれいなお花を見ながら小鳥の大合唱を聴いているみたいでした。

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 クラシックのコンサートは、はげしかったり、強弱があったり、バラエティが豊かでした。私も、学校の発表会のために楽器の練習をがんばっているので、上手に合わせたいです。

(公演写真:藤本史昭)

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中川さんは前回の日舞公演に続き、2回目の特派員レポート。「クラシックのコンサートは初めて」とは思えないほど、曲からいろいろな情景をイメージしたり、自分が習っているバレーボールに重ね合わせて表現したりと、感性豊かな楽しいレポートです。

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