JR中央線「武蔵小金井駅」南口駅前にある文化施設です。578席の大ホールをはじめ、小ホール、市民ギャラリー、4つの練習室、和室、マルチパーパススペースがあります。
最新の書き込み
 
 
2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年

 
〒184-0004
東京都小金井市本町6-14-45
TEL: 042-380-8077
FAX: 042-380-8078

開館時間: 9:00 ~ 22:00
受付時間: 9:00 ~ 20:00
休館日: 毎月第2火曜日および第3火曜日(祝日の場合はその直後の平日) / 年末年始
イベントレポート
子どものためのコンサート2024
24. 09. 16

まだまだ暑い9/11(水)・12(木)、「ぼくの、わたしの、ホール・デビュー!子どものためのコンサート2024」を開催し、2日間で、小金井市内の園児のみなさんと引率の先生方約500名をお迎えしました。

開演前から待ちきれない様子で、「もうすぐ始まりますので、お席でお待ちください」というアナウンスに「はーい!」と返事が返ってきたり、開演前から「はーやーく!はーやーく!」と手拍子が起こる場面も。

0911repo_01.JPG

そんな期待に応えるべくして登場した今年の出演者は、マリンバ奏者で、市内でリトミック教室を主宰している、まつざわよしえさんです。

マリンバを中心とした打楽器のコンサート...のはずが、「あれ?肝心のマリンバがないし、お兄さんも遅刻かな?」と困った様子のよしえお姉さん。すると、大急ぎでマリンバともう一人の出演者、宮野下シリュウさんが演奏しながら到着して、そのまま1曲目のトルコ行進曲へ。

1曲目から自然と手拍子が沸き起こり、しかも音楽が盛り上がるところは大きく、小さな音のところは小さく叩く子どもたちの感性に驚かされました。

0911repo_02.JPG0911repo_03.JPG

シリュウお兄さんによる「お砂場で穴を掘るみたいに地面を掘ったところに、大きさの違う木の板を乗せて、木の枝で叩いて鳴らしたのが、マリンバのはじまりなんだよ」という楽器の起源を聞いて、子どもたちだけでなく先生方からも感嘆の声が。

続いてのプログラムは、アンダーソンの「タイプライター」とディズニーの「イッツ・ア・スモール・ワールド」。マリンバに始まり、ベル、卓上木琴、グロッケン、ドレミパイプ、トライアングル、タンバリン、ウィンドチャイム、とたくさんの打楽器が登場し、目にも耳にも楽しい演奏を堪能しました。

0911repo_04.JPG0911repo_05.JPG

そして次は、子どもたちの参加コーナー。
「山のワルツ」では、3拍子のリズムにチャレンジしたり、名前と登園時間をインタビューして替え歌にしながら演奏、「だれにだってお誕生日」では、〝○月生まれ~?″の歌詞に〝はーい!チャンチャンチャン♪″と応え手拍子をするコール&レスポンス。
体全体で音楽を感じ、会場一体となって音楽を楽しみました。

0911repo_06.JPG

最後はアンダーソンの「トランペット吹きの休日」を。マリンバ速弾きのスゴ技にひきこまれ、アンコールの「さんぽ」では元気な声が大ホール中に響き、終演となりました。

のんびり静かに耳を澄ませる子、テンションマックスで手拍子や歌に参加する子、その時の反応はそれぞれですが、「保育園・幼稚園のときに、お友だちや先生と一緒に楽しいコンサートに行ったなぁ」というひとりひとりの心に残る〝ホール・デビュー″になっていたら嬉しいです。

0911kokin.JPG

[出演](写真右から)
まつざわよしえ(マリンバ、パーカッション、歌)
宮野下シリュウ(マリンバ、パーカッション)