市内の小学生が「こがねいジュニア特派員」として鑑賞レポートを書いて発信!
ぜひご覧ください。(原文のまま、書き起こしています。)

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「椿姫」を見て・・・

小金井市立小金井第三小学校 4年 門田結南

私は今回、オペラを初めて見ました。げきやミュージカルより迫力がありおどろきました。「椿姫」を見て思ったことが三つあります。

 一つ目は、オペラとげきで感じ方が全然違うことです。オペラは歌声でえん技をしているような感じですが、げきは体でえん技をしています。一番大変なのはオペラだと思います。音程もえん技も声の大きさも全てうまくしないといけないからです。

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 二つ目は、声の事です。ヴィオレッタとアルフレードの二人の声が、とても高くておどろきました。二人をくらべるとヴィオレッタの方が声が高いので女性と男性の違いがよく表現できていると思いました。またヴィオレッタの歌声がとても強弱のある力強い声でした。みんな高い声を出しつづけてのどが枯れないのかふしぎに思いました。

 三つ目は、さい初からヴィオレッタが病気だと分かるようにえん技をしていたことです。息が切れていて苦しそうに見えました。その様子がとてもいんしょう的でした。さいごは死んでしまうのかなと予想しながらも、どのようにてんかいするのだろうと思いながら見ました。

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 「椿姫」を見ている時に私の気持ちの中はたくさんの感情であふれていました。悲しい、うれしい!すごい!ふしぎ!?などです。でもさいごには、悲しいという感情がのこりました。なぜかというと、この作品は恋の物語ですが、さいしゅう的にヴィオレッタが死んでしまう話だからです。だから私は、この作品をいろいろな感情がまざったロマンチックな作品だと思いました。

(舞台写真:(c)Marty Sohl/Metropolitan Opera)

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ジュニア特派員史上、最長公演の観劇&オペラは初めてという門田さんでしたが
オペラと劇の違い、出演者二人の声の違いなど
違いを探すことでオペラの魅力を分かりやすく紹介してくれました。

★スタッフによるイベントレビューは【こちら

市内の小学生が「こがねいジュニア特派員」として鑑賞レポートを書いて発信!
ぜひご覧ください。(原文のまま、書き起こしています。)

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METライブビューイング『椿姫』

小学4年 T.L.

七月二〇日、宮地楽器ホールにて『椿姫』ライブビューイングを観賞しました。
まず入った時に上映スクリーンがとても大きかったので、思わず驚いてしまいました。
席についたらすぐに周囲が暗くなっていき、メイキング映像が流れ始めたので、ワクワクしながら観始めました。メイキング映像では普段見る事の出来無い舞台裏の様子を見る事が出来、とても面白く、非常に良い体験でした。

 今回のオペラは全てイタリア語で演じられていたため、複雑なところもありましたが、私はこう言う話だと思います。
 ある日、ヴィオレッタ(椿姫)と言う名前の女の人が家で開いたパーティーでアルフレードと言う男性がヴィオレッタの事を好きになってしまいました。他の人達がみんな別の部屋へ行くと、アルフレードはヴィオレッタに告白をします。しかしヴィオレッタは男にまったく興味を持たず、断ります。それでもアルフレードは諦めません。ヴィオレッタが首を縦に振るまで告白を続けます。とうとうヴィオレッタもアルフレードの事が好きになり受け入れます。

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   数日後

 アルフレードの父、ジェルモンが突然来て「私の息子と別れてくれ!!!」的な事を言いました。何故かと言うと、二人(ヴィオレッタとアルフレード)は住んでいる世界が違うからです。そのため、アルフレードの妹がお嫁へ行け無いのです!ヴィオレッタは強く反対し続けますが、やがて引き離されてしまいます。

   数日後

 ヴィオレッタの友人、フローラが開いたパーティーにヴィオレッタもアルフレードも来ています。しかし、ジェルモンからアルフレードとは話をしないように言われていますので、口を聞きませんでした。そして、ヴィオレッタはドゥフォール男爵と言う名の別の男と一緒にパーティーに来ています(アルフレードとはもう付き合ってはならないので)。ところがアルフレードはまだその事を知らないので、てっきりヴィオレッタが浮気をしていると勘違いし、怒ってしまいました。二人は当分顔を合わせないはめになってしまったのです。

   数日後

 アルフレードは自分のミスだった事にようやく気が付いて、急いでヴィオレッタの家へ行きましたが少し遅く、ヴィオレッタは病に取り憑かれていてアルフレードのハグとともに最後の息を引き取ったのでした。

 以上が私の理解が出来る範囲での物語のあらすじでした。役者さん達の演技は一つ一つの仕草がとても丁寧で美しくて、感動しました。そのほかにも色々感動的なところがありました。例えば歌っている間長時間息継ぎ無しで歌い続けるので、喉が痛くなら無い事や、台本を全て記憶している事などです。最後は悲しい結末で終りましたが、とても良い話でした。以上、METライブビューイング『椿姫』を観賞してのまとめでした。

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(舞台写真:(c)Marty Sohl/Metropolitan Opera)

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長い鑑賞時間でしたが、頑張ってストーリーを追ってくれたことが
よくわかるレポートです。
Tさんは、メイキング映像にも興味を持ってくれたとのこと、嬉しいです。

★スタッフによるイベントレビューは【こちら

今回の友の会会員向けイベントは、楽器の魅力を演奏者自らがお伝えする「知って楽しむ」シリーズとして、「華麗なる金管五重奏の世界」をお届けしました。出演は、小金井市ゆかりのトランペット奏者、林千紗さんを中心とした金管五重奏団「こきんブラス」です。

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まずはデュカス「舞踊詩《ラ・ペリ》の前奏用ファンファーレ」。
色彩豊かで独特なカデンツが会場いっぱいに鳴り響き、華々しくコンサートがスタートしました。

続いて、楽器紹介。トランペットの阿部一樹さんの進行で、それぞれの楽器の成り立ちや、歴史などのレクチャーを交えながら、トランペット、ホルン、トロンボーン、テューバの音色をじっくり聴き比べました。アンケートにも、ピアノなどと違って「意外に1つずつの楽器の音色を聴く機会がないから面白かった」というお声も。

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楽器の構造についてのレクチャーでは、ぐるぐる巻いた形状になっている管と同じ長さのホースを使い、マウスピースをつけた模型に息を吹き込むと実際に音が鳴ります。
テューバの管の長さは約5mもあるそうで、そのホースを吹き鳴らすと「おお!」と感嘆の声が上がりました。

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演奏に戻り、チャイコフスキー「バレエ音楽《眠りの森の美女》よりワルツ」を。ロマンティックなクラシックの名曲を楽しんだあとは、一転し、「スウィング」「ファンク」「ジャズワルツ」の3つの形式が連なった、ネーゲル「ジャイヴ・フォー・ファイブ」をお届け。
各楽器にソロがあり、個人技も必要とされるエネルギッシュでかっこいい曲で、金管五重奏の多彩さを実感しました。

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続く質疑応答コーナーでは、お客様も一緒に和気藹々と盛り上がりました。

そして、締めくくりの1曲は、金管五重奏というジャンルの黎明期に書かれた作品の一つである、エワルド「金管五重奏曲 第1番」。
緊迫したメロディーや、美しいコラール、荘厳なフィナーレなど、オーケストラを聴いているかのような迫力と充実感がありました。

金管楽器の魅力を、レクチャーや質疑応答を通して〝知って"、19世紀後半~20世紀初頭に書かれた各曲の演奏を聴いて〝楽しむ"、充実のひとときとなりました。

暑い中ご来場いただいたみなさま、レポートをご覧いただいたみなさま、ありがとうございました。
今後の友の会イベントもお楽しみに!

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【出演】こきんブラス(写真左から)
・阿部一樹(トランペット)
・北山順子(ホルン)
・喜名 雅(テューバ)
・戸髙茂樹(トロンボーン)
・林 千紗(トランペット)

市内の小学生が「こがねいジュニア特派員」として鑑賞レポートを書いて発信!
ぜひご覧ください。(原文のまま、書き起こしています。)

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わたなべさだおカルテット2024 レポート

小金井市立小金井第一小学校 2年 阿久根巴那

わたしは、6月22日にわたなべさだおカルテットに、行きました。おきゃくさんがまんいんでびっくりしました。ピアノを、ならっているから、音がくはすきだけど、ジャズは、行ったことがなかったから、行けてうれしかったです。

えんそうは、4人ぐみのこせいが出ていて、心づよくて、ゆうかんで、光のように、かがやいていて、元気になれました。

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口ずさめるようなメロディー、そっとやさしくつつんであげているようなえんそうしゃ。
「みんなで力をあわせて、たのしい音がくをつくっているんだ。」と、言っているようにかんじました。

ソロのばめんは、一人一人が、しゅじんこうになって、たのしくおどっているようにかんじました。

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さいごの方は、わたなべさだおさんがサックスをふいていないときに、タンバリンをたたいたり、うたもうたっていて、さいごまですごくたのしかったです。
90さいなのに「すごいな。」と思いました。

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<ふりかえり>
もともとは、ジャズよりクラシックの方がすきだったけど、今は「クラシックよりジャズの方がすきになったかもしれない!」と、思ったので、また行ってみたいです。

(公演写真:横田敦史)

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「4人ぐみのえんそうは、ゆうかんで、光のようにかがやいていて、元気に」
「ソロのばめんは、一人一人が、主人公になって、たのしくおどっているように」など、
セッションの部分とソロの部分、それぞれの印象を表現豊かにレポートしてくれた阿久根さん。
ていねいな字と絵もすばらしい!

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市内の小学生が「こがねいジュニア特派員」として鑑賞レポートを書いて発信!
ぜひご覧ください。(原文のまま、書き起こしています。)

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渡辺貞夫カルテット

小金井市立小金井第一小学校 3年 米沢明香里

サックスの音がやさしくきれいでおしゃれな音だった。
渡辺さんは楽しそうにふいてはく手があるとニコニコになっていた。
ピアノは速くてきれいな音だった。
コントラバスはトントンという音が気持ちよかった。
ドラムはジャーンという音がかっこよかった。

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4人の音が合わさるとすごくきれいでリラックスできるような曲だった。
わたしもあんなふうにふけるようになりたいと思った。
見ている人しんけんによそみもしないできいていた。
曲がおわるといっせいにはく手がなってなりやまないほどだった。
また見に行きたいと思った。

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(公演写真:横田敦史)

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家にサックスがあって、いつか吹いてみたいなと気になっていたという米沢さん。
鑑賞中も、興味津々で、集中して聴いているのがよくわかりました。
楽器を演奏している人を描くのは難しかったと思うけれど、
よく観察してチャレンジしてくれています。
みんなニコニコ笑顔なのがいいですね!

★スタッフによるイベントレビューは【こちら

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〒184-0004
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TEL: 042-380-8077
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開館時間: 9:00 ~ 22:00
受付時間: 9:00 ~ 19:00
休館日: 毎月第2火曜日および第3火曜日(祝日の場合はその直後の平日) / 年末年始 / 保守点検日
【こがねいジュニア特派員レポート vol.4】METライブビューイング ヴェルディ《椿姫》 24. 07. 30

市内の小学生が「こがねいジュニア特派員」として鑑賞レポートを書いて発信!
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「椿姫」を見て・・・

小金井市立小金井第三小学校 4年 門田結南

私は今回、オペラを初めて見ました。げきやミュージカルより迫力がありおどろきました。「椿姫」を見て思ったことが三つあります。

 一つ目は、オペラとげきで感じ方が全然違うことです。オペラは歌声でえん技をしているような感じですが、げきは体でえん技をしています。一番大変なのはオペラだと思います。音程もえん技も声の大きさも全てうまくしないといけないからです。

junior4_1.jpg

 二つ目は、声の事です。ヴィオレッタとアルフレードの二人の声が、とても高くておどろきました。二人をくらべるとヴィオレッタの方が声が高いので女性と男性の違いがよく表現できていると思いました。またヴィオレッタの歌声がとても強弱のある力強い声でした。みんな高い声を出しつづけてのどが枯れないのかふしぎに思いました。

 三つ目は、さい初からヴィオレッタが病気だと分かるようにえん技をしていたことです。息が切れていて苦しそうに見えました。その様子がとてもいんしょう的でした。さいごは死んでしまうのかなと予想しながらも、どのようにてんかいするのだろうと思いながら見ました。

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 「椿姫」を見ている時に私の気持ちの中はたくさんの感情であふれていました。悲しい、うれしい!すごい!ふしぎ!?などです。でもさいごには、悲しいという感情がのこりました。なぜかというと、この作品は恋の物語ですが、さいしゅう的にヴィオレッタが死んでしまう話だからです。だから私は、この作品をいろいろな感情がまざったロマンチックな作品だと思いました。

(舞台写真:(c)Marty Sohl/Metropolitan Opera)

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ジュニア特派員史上、最長公演の観劇&オペラは初めてという門田さんでしたが
オペラと劇の違い、出演者二人の声の違いなど
違いを探すことでオペラの魅力を分かりやすく紹介してくれました。

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【こがねいジュニア特派員レポート vol.3】METライブビューイング ヴェルディ《椿姫》 24. 07. 30

市内の小学生が「こがねいジュニア特派員」として鑑賞レポートを書いて発信!
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METライブビューイング『椿姫』

小学4年 T.L.

七月二〇日、宮地楽器ホールにて『椿姫』ライブビューイングを観賞しました。
まず入った時に上映スクリーンがとても大きかったので、思わず驚いてしまいました。
席についたらすぐに周囲が暗くなっていき、メイキング映像が流れ始めたので、ワクワクしながら観始めました。メイキング映像では普段見る事の出来無い舞台裏の様子を見る事が出来、とても面白く、非常に良い体験でした。

 今回のオペラは全てイタリア語で演じられていたため、複雑なところもありましたが、私はこう言う話だと思います。
 ある日、ヴィオレッタ(椿姫)と言う名前の女の人が家で開いたパーティーでアルフレードと言う男性がヴィオレッタの事を好きになってしまいました。他の人達がみんな別の部屋へ行くと、アルフレードはヴィオレッタに告白をします。しかしヴィオレッタは男にまったく興味を持たず、断ります。それでもアルフレードは諦めません。ヴィオレッタが首を縦に振るまで告白を続けます。とうとうヴィオレッタもアルフレードの事が好きになり受け入れます。

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   数日後

 アルフレードの父、ジェルモンが突然来て「私の息子と別れてくれ!!!」的な事を言いました。何故かと言うと、二人(ヴィオレッタとアルフレード)は住んでいる世界が違うからです。そのため、アルフレードの妹がお嫁へ行け無いのです!ヴィオレッタは強く反対し続けますが、やがて引き離されてしまいます。

   数日後

 ヴィオレッタの友人、フローラが開いたパーティーにヴィオレッタもアルフレードも来ています。しかし、ジェルモンからアルフレードとは話をしないように言われていますので、口を聞きませんでした。そして、ヴィオレッタはドゥフォール男爵と言う名の別の男と一緒にパーティーに来ています(アルフレードとはもう付き合ってはならないので)。ところがアルフレードはまだその事を知らないので、てっきりヴィオレッタが浮気をしていると勘違いし、怒ってしまいました。二人は当分顔を合わせないはめになってしまったのです。

   数日後

 アルフレードは自分のミスだった事にようやく気が付いて、急いでヴィオレッタの家へ行きましたが少し遅く、ヴィオレッタは病に取り憑かれていてアルフレードのハグとともに最後の息を引き取ったのでした。

 以上が私の理解が出来る範囲での物語のあらすじでした。役者さん達の演技は一つ一つの仕草がとても丁寧で美しくて、感動しました。そのほかにも色々感動的なところがありました。例えば歌っている間長時間息継ぎ無しで歌い続けるので、喉が痛くなら無い事や、台本を全て記憶している事などです。最後は悲しい結末で終りましたが、とても良い話でした。以上、METライブビューイング『椿姫』を観賞してのまとめでした。

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(舞台写真:(c)Marty Sohl/Metropolitan Opera)

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長い鑑賞時間でしたが、頑張ってストーリーを追ってくれたことが
よくわかるレポートです。
Tさんは、メイキング映像にも興味を持ってくれたとのこと、嬉しいです。

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友の会イベントレポート
知って楽しむ!華麗なる金管五重奏の世界
24. 07. 16

今回の友の会会員向けイベントは、楽器の魅力を演奏者自らがお伝えする「知って楽しむ」シリーズとして、「華麗なる金管五重奏の世界」をお届けしました。出演は、小金井市ゆかりのトランペット奏者、林千紗さんを中心とした金管五重奏団「こきんブラス」です。

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まずはデュカス「舞踊詩《ラ・ペリ》の前奏用ファンファーレ」。
色彩豊かで独特なカデンツが会場いっぱいに鳴り響き、華々しくコンサートがスタートしました。

続いて、楽器紹介。トランペットの阿部一樹さんの進行で、それぞれの楽器の成り立ちや、歴史などのレクチャーを交えながら、トランペット、ホルン、トロンボーン、テューバの音色をじっくり聴き比べました。アンケートにも、ピアノなどと違って「意外に1つずつの楽器の音色を聴く機会がないから面白かった」というお声も。

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楽器の構造についてのレクチャーでは、ぐるぐる巻いた形状になっている管と同じ長さのホースを使い、マウスピースをつけた模型に息を吹き込むと実際に音が鳴ります。
テューバの管の長さは約5mもあるそうで、そのホースを吹き鳴らすと「おお!」と感嘆の声が上がりました。

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演奏に戻り、チャイコフスキー「バレエ音楽《眠りの森の美女》よりワルツ」を。ロマンティックなクラシックの名曲を楽しんだあとは、一転し、「スウィング」「ファンク」「ジャズワルツ」の3つの形式が連なった、ネーゲル「ジャイヴ・フォー・ファイブ」をお届け。
各楽器にソロがあり、個人技も必要とされるエネルギッシュでかっこいい曲で、金管五重奏の多彩さを実感しました。

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続く質疑応答コーナーでは、お客様も一緒に和気藹々と盛り上がりました。

そして、締めくくりの1曲は、金管五重奏というジャンルの黎明期に書かれた作品の一つである、エワルド「金管五重奏曲 第1番」。
緊迫したメロディーや、美しいコラール、荘厳なフィナーレなど、オーケストラを聴いているかのような迫力と充実感がありました。

金管楽器の魅力を、レクチャーや質疑応答を通して〝知って"、19世紀後半~20世紀初頭に書かれた各曲の演奏を聴いて〝楽しむ"、充実のひとときとなりました。

暑い中ご来場いただいたみなさま、レポートをご覧いただいたみなさま、ありがとうございました。
今後の友の会イベントもお楽しみに!

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【出演】こきんブラス(写真左から)
・阿部一樹(トランペット)
・北山順子(ホルン)
・喜名 雅(テューバ)
・戸髙茂樹(トロンボーン)
・林 千紗(トランペット)

 
【こがねいジュニア特派員レポート vol.2】渡辺貞夫カルテット2024 24. 07. 02

市内の小学生が「こがねいジュニア特派員」として鑑賞レポートを書いて発信!
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わたなべさだおカルテット2024 レポート

小金井市立小金井第一小学校 2年 阿久根巴那

わたしは、6月22日にわたなべさだおカルテットに、行きました。おきゃくさんがまんいんでびっくりしました。ピアノを、ならっているから、音がくはすきだけど、ジャズは、行ったことがなかったから、行けてうれしかったです。

えんそうは、4人ぐみのこせいが出ていて、心づよくて、ゆうかんで、光のように、かがやいていて、元気になれました。

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口ずさめるようなメロディー、そっとやさしくつつんであげているようなえんそうしゃ。
「みんなで力をあわせて、たのしい音がくをつくっているんだ。」と、言っているようにかんじました。

ソロのばめんは、一人一人が、しゅじんこうになって、たのしくおどっているようにかんじました。

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さいごの方は、わたなべさだおさんがサックスをふいていないときに、タンバリンをたたいたり、うたもうたっていて、さいごまですごくたのしかったです。
90さいなのに「すごいな。」と思いました。

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<ふりかえり>
もともとは、ジャズよりクラシックの方がすきだったけど、今は「クラシックよりジャズの方がすきになったかもしれない!」と、思ったので、また行ってみたいです。

(公演写真:横田敦史)

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「4人ぐみのえんそうは、ゆうかんで、光のようにかがやいていて、元気に」
「ソロのばめんは、一人一人が、主人公になって、たのしくおどっているように」など、
セッションの部分とソロの部分、それぞれの印象を表現豊かにレポートしてくれた阿久根さん。
ていねいな字と絵もすばらしい!

★スタッフによるイベントレビューは【こちら

 
【こがねいジュニア特派員レポート vol.1】渡辺貞夫カルテット2024 24. 07. 02

市内の小学生が「こがねいジュニア特派員」として鑑賞レポートを書いて発信!
ぜひご覧ください。(原文のまま、書き起こしています。)

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渡辺貞夫カルテット

小金井市立小金井第一小学校 3年 米沢明香里

サックスの音がやさしくきれいでおしゃれな音だった。
渡辺さんは楽しそうにふいてはく手があるとニコニコになっていた。
ピアノは速くてきれいな音だった。
コントラバスはトントンという音が気持ちよかった。
ドラムはジャーンという音がかっこよかった。

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4人の音が合わさるとすごくきれいでリラックスできるような曲だった。
わたしもあんなふうにふけるようになりたいと思った。
見ている人しんけんによそみもしないできいていた。
曲がおわるといっせいにはく手がなってなりやまないほどだった。
また見に行きたいと思った。

junior1_02.JPG

(公演写真:横田敦史)

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junior_yonezawa.jpg

家にサックスがあって、いつか吹いてみたいなと気になっていたという米沢さん。
鑑賞中も、興味津々で、集中して聴いているのがよくわかりました。
楽器を演奏している人を描くのは難しかったと思うけれど、
よく観察してチャレンジしてくれています。
みんなニコニコ笑顔なのがいいですね!

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