JR中央線「武蔵小金井駅」南口駅前にある文化施設です。578席の大ホールをはじめ、小ホール、市民ギャラリー、4つの練習室、和室、マルチパーパススペースがあります。
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〒184-0004
東京都小金井市本町6-14-45
TEL: 042-380-8077
FAX: 042-380-8078

開館時間: 9:00 ~ 22:00
受付時間: 9:00 ~ 20:00
休館日: 毎月第2火曜日および第3火曜日(祝日の場合はその直後の平日) / 年末年始
【こがねいジュニア特派員 レポート vol.8】
シネマ歌舞伎 上映会 「連獅子/らくだ」
23. 09. 22

市内の小中学生による「こがねいジュニア特派員」が鑑賞レポートを書いて発信!
ぜひご覧ください。(原文のまま、書き起こしています。)

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小金井市立小金井第三小学校 3年 門田結南

はじめてのしねまかぶき

 私は、シネマかぶきを見ました。
「らくだ」という古てん落語と「連じ子」というかぶきの二つのぶたいを見ました。
 宮地楽器ホールで見る良いところはスクリーンで見るので安いということがあるそうです。
それから、本当に死んでしまった人もうつっているので、もう一どその人のえんぎを見ることを楽しみにしている人もいるそうです。

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 二つ見た中で面白いと思ったのは、「らくだ」です。「らくだ」は動きや、いろんな人のやりとりが自然と笑ってしまうようなぶたいでした。

 一番、いんしょうにのこっているシーンは、らくだとよばれている死体が、人にかぶせられたところです。人々はらくだをきらっていたのでみんなかぶせられると、「いや~~~~~~~~~~。」と(さけ)ぶときが笑いのうずをまきおこしていました。かぶせられた人は、死体がこわいのとらくだをきらっていたという理由で、ふりおとそうとするけれど、本当は生きているから、ふりおとされないのでずっと「いや~~~~。」と言っているのがその場面をもっと面白くさせていました!!死体と分かるように、きみどり色にぬられているのも面白くさせる工夫だと思います。

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 ぶたいのからくりも「すごい!」と思いました。ぶたいがゆっくり回って、ちがう人の家にかわる間に、そこからどういう話になっていくのだろうとそうぞうを広げることができました。「はやく回って話のつづきがみたい!」と思った人もいるかもしれないけれど私はゆっくり回っている間に次のてんかいがよそうできるからゆっくりでよかったです。

 さいしょは、「意味が分かるかな。」と思ったけれど、見てみると子供でも楽しめるように面白くまとめられていました。

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事前ミニミニ講座の内容もよく聞いていて、
全体の様子をレポートしてくれた門田さん。
特に『らくだ』のストーリーが分かりやすく書かれていて場面が見えるようです。

★スタッフによるイベントレビューはこちらから

 
【こがねいジュニア特派員 レポート vol.7】
シネマ歌舞伎 上映会 「連獅子/らくだ」
23. 09. 22

市内の小中学生による「こがねいジュニア特派員」が鑑賞レポートを書いて発信!
ぜひご覧ください。(原文のまま、書き起こしています。)

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小金井市立緑小学校 2年 アシュハブ真大

みやじホールでしねまかぶきを見ました。二つめは、むずかしかったけど、1つめはとてもおもしろかったです。きゅう六さんがおさけでよっぱらてるところがいちばんおもしろかったです。じぶんがたくさんのもうとするのがとてもおもしろかったです。死んでるのにおどるのがおもしろかつたです。

こんどは、本ものをみてみたいです。

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『らくだ』がとても面白かったというアシュハブさん。
楽しんで観てくれたことが伝わってくる絵もほのぼのとします。

★スタッフによるイベントレビューはこちらから

 
イベントレポート
子どものためのコンサート 2023
23. 09. 20

2日間で、小金井市内の園児のみなさんと引率の先生方約500名が「おはようございます!」と元気にご来館。

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3階の大ホールに上がると、スタッフが手作りの動物プラカードで小さなお客さまたちをエスコート。

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今年の出演者は、サクソフォン四重奏団"Adam(アダム)"さんです。
いざ開演!...と思いきや、「あれ?音はするけど、どこにいるの?」とキョロキョロする子どもたち。なんと、客席後方から、演奏しながら登場する楽しいサプライズで、自然と手拍子が沸き起こりました。

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大きさも音の高さも違う、4種類のサクソフォンの音色を1つずつ聴き比べしたあとは、モーツァルト「トルコ行進曲」を。楽器紹介で盛り上がっていた会場でしたが、「さあ、曲がはじまるぞ」という瞬間にシーンと静まり、お耳が集中したのは、さすが年長さん!艶やかで迫力のある音色が大ホールの空間いっぱいに広がります。

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その後も、「こぶたぬきつねこ」「あたま・かた・ひざ・ポン」「アンパンマンたいそう」「さんぽ」などのおなじみの曲の演奏と、Adamさんの軽快なトークに、座ったままのんびり楽しむ子、ハイテンションでぴょんぴょんしながら楽しむ子、ステージからの問いかけに大きな声で答える子、隣のお友だちとワイワイしながら楽しむ子、思い思いにコンサートを堪能していました。

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アンコールの「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」の速吹きに聴き惚れているうちに終演。ステージ上から手を振るAdamさんに「だいすきだよー!」と叫んだり、お見送りのスタッフにハイタッチしたりしながら帰っていくお顔は、鼻を膨らませて興奮気味、そしてみんなにっこり満足気で、我々スタッフもとても幸せな気持ちになりました。

みんなの思い出に残る「ホール・デビュー」になっていたら嬉しいです。

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[出演]サクソフォン四重奏団 Adam(アダム)
(写真左から)
【緑】野原シーサー朝宇(ソプラノサックス)
【赤】馬越脇崚(テナーサックス)
【黄】奥野祐樹(バリトンサックス)
【青】太田大地(アルトサックス)

 
友の会イベントレポート
コンサートを支える仕事人~ステージマネージャー編~
23. 09. 13

今回の友の会会員限定イベントは、「コンサートを支える仕事人」シリーズの第3弾。「調律師」「コレペティトール」に続き、「ステージマネージャー(通称:ステマネ)」の仕事に迫るトークセッションを開催しました。

出演は、国内外のオーケストラに帯同し、当館の「こがねいガラ・コンサート」にも長年携わっていただいている、ステージマネージャー根本孝史さんと、聞き手のクラシック音楽ファシリテーター飯田有抄さん。

自己紹介のあとは、「本日の客席、何か気がつきましたか?」という問いかけから。
実は、指揮台を中心に、オーケストラの並びに客席を配置し、お客様に奏者の気分を味わっていただく仕掛けだったのです。

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会場が和んだところで、第1章「ステージマネージャーとは?」
根本さんによると、「演奏会がスムーズに進むようにセッティングをしたり、合図を出したりする進行役」とのこと。その事前準備として作成するタイムテーブルや図面、セッティング風景の動画を投影しながら、具体的な仕事内容を説明。様々な方向からのリクエストに対して、調整・判断していく仕事であるため、「バランス感覚が大切!」だそう。

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第2章は「日本と海外との違い」
日本の舞台は、建築を由来とした尺貫法が用いられており、例えば、ステージに段差を設けるときに使う平台のサイズも「さぶろく」(=「3尺×6尺」)などと呼びます。「蹴込」「つかみ」「箱馬」「開き足」などの部品や、「千鳥」「相掛け」などのテクニックについて、実物を提示しながら丁寧にレクチャー。
日本と似ている作りの多いアジアの舞台や、歴史があって出入口が狭い建物が多いヨーロッパの舞台については、写真を映しながら、それぞれの特長や施されている工夫、苦労したエピソードなどを披露。貴重な写真の数々に、驚きと感心の声が上がっていました。

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ひな壇を見学しつつの休憩後は、第3章「コロナ禍でのステマネ」
生演奏こそが必須で至上であったクラシック界においても、コロナ禍で「配信」というジャンルが生まれ、ステマネにとっても撮影や配信を意識したセッティングや、ディスタンスをとったセッティングなど、新たな課題に試行錯誤したそう。みなさまも、配信ならではのメリットと、生演奏が再開したときの感動、両面を味わった数年になっているのではないでしょうか。

第4章は「こがねいガラ・コンサート」
当館の主催公演として、2012年から続く「こがねいガラ・コンサート」ですが、根本さんは2014年から携わっています。こがねいガラ・オーケストラの企画・指揮を務める茂木大輔さんとのNHK交響楽団時代からのエピソードを交えて、次回のコンサートが楽しみになるちょっとした裏話を披露していただきました。

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そして最後は質疑応答。
オーケストラの弦楽器が2人1組である意味や、イスの選択や楽器配置の決定権は誰にあるのか、といったオーケストラのシステムに関する諸質問のあとに、「ステマネとして喜びを感じるのはどんな時ですか」という質問が。「やっぱり演奏が終わったときのお客様の拍手です」とのこと。その拍手は演奏者に向けられたものだけど、その最高の響きを創り出すことに寄与する仕事なので、やっぱり演奏後の拍手は嬉しいとのことでした。
次のコンサートからは、より意味の深い、心のこもった拍手ができそうです。

根本さんと飯田さんの、自然体でテンポのよいトークセッションで、「コンサートを支える仕事人」のはたらきを楽しく学んだひとときでした。

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ご来場いただいたみなさま、レポートをご覧いただいたみなさま、ありがとうございました。

今後の友の会会員限定イベントもお楽しみに!
【友の会の詳細はコチラから】

 
【こがねいジュニア特派員 レポート vol.6】
夏休み木工チャレンジ2023 《共催》
23. 09. 08

市内の小中学生による「こがねいジュニア特派員」が鑑賞レポートを書いて発信!

ぜひご覧ください。(原文のまま、書き起こしています。)

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★「なつやすみもっこうチャレンジ」

じっこういいんにきいたこと。

小金井市立前原小学校 1年 溝上心優

① 0さい~6ねんせいまでおうぼできる。

② ことしは1さいがいちばんちいさい。

③ 1ねんせい~3ねんせいのおうぼがおおくて、207さくひんあり。

④ ことしは9ねんめ。

⑤ こがねいしでこどもとおとなでいいイベントがしたい!とかんがえてはじめた。

⑥ たくさんのかいしゃやがっこうににもつをもっていくのがたいへんだった。

★かんそう。

いろんなさくひんがあってわたしもまねしてみたい。

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わかりやすく1点1点簡潔にレポートしてくれた溝上さん。

インタビューの後も長時間熱心に作品を鑑賞していたのが印象的でした。

来年、木工作品を作ってくれるのを楽しみにしています。

 
【こがねいジュニア特派員 レポート vol.5】
夏休み木工チャレンジ2023 《共催》
23. 09. 08

市内の小中学生による「こがねいジュニア特派員」が鑑賞レポートを書いて発信!

ぜひご覧ください。(原文のまま、書き起こしています。)

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木工チャレンジジュニアとくは員

今年で、9回目となる木工チャレンジを取材してきました。今回も(みや)楽器(がっき)ホールでかいさいされました。作品は8月22日~8月26日までです。

取材(しゅざい)してきいてきたことを頭からぜんぶだしてレポートしていきます!

小金井市立東小学校 4年 石川藍子

実行委員さん えりこさん インタビュー

わたし:どんな所に注目して賞を選んでいるのですか?

実行委員さん:どこに注目するか決めている人もいれば、決めていない人もいます。

わたし:どのような、工夫をしてならべて、いるのですか?

実行委員さん:今年から0~6才 1~3年 4~6年にわけていて、大きい物は、上においていて、学年の中でも大きさでも分けています。

わたし:何才から何才までさんかできるのですか?

実行委員さん:0才から小学校6年生までです。今年の最年少は1才です。

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わたしの注目した作品

1才 佐とう希海さん

カンカンカン

最年少!!

今年は1才が最年少でした。だい名がカンカンカン

1才で作品をつくるのはすごいですね。

組み合わせる木の工夫もしているしバランスもいい...

これから23456才 123456年まで作品だすとボランティアまであります。

どんどん作品に工夫がふえていい作品ができますね。

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わたしのお気に入り4~6位

4位は、田中けんたろうさんのかまきりです。

はがとてもするどくてかっこいいですね。

5位は、くりはら わかさんの森のレコードプレーヤー

じっさいに回せるのはいいね。

回したくなるー。

6位は、たかはしけいすけさんの畑です。

やさいがとてもていねいで

すなが本物にみえますね!!

わたしのお気に入り1~3位

第一位はつかもとりおさんの「パパ、ママお願い!! こんなワンちゃんがかいたい」です。

まつぼっくりを一つ一つはがしてつくるのは、さぞたいへんでしたね。

でもとても、いいアイディアですね。

第二位はたかはしいつきさんの「ピザにハチミツがかかってるやつ」です。

バターしみしみパンやちょっとやきすぎちゃったあじなど去年の作品はうごきがなかったですね。

来年はうごきがもっと大きいものをつくってみたらいいですね。

第三位はおじまこのさんの「なにがみえる?」です。

木に色をつけてあらわしていますね!!

色あいがとてもきれい!!

来年は、もっと大きいものをつくってみたらいいですね。

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感想

わたしは鑑賞(かんしょう)して、2つ気づいたことが、ありました。まず1つは、学年によってとくちょうが、ありました。0~6才は、とてもかわいくて、1~3年生は、工夫をいっぱいしていて、4~6年生は、リアルでとっても難易度(なんいど)(たか)作品(さくひん)が多かったです。

2つ目は、人によってさくひんにつかっているそ(ざい)がちがうことに気づきました。

木を(おお)使(つか)っている人、

木より多く紙をつかっている人、など

人によって、つかい方がちがいました。

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石川さんは画用紙6枚で紙いっぱいに描いてきてくれました。

お気に入りの作品ランキングが

めくると見えるように作ったしかけも楽しいアイディアです。