JR中央線「武蔵小金井駅」南口駅前にある文化施設です。578席の大ホールをはじめ、小ホール、市民ギャラリー、4つの練習室、和室、マルチパーパススペースがあります。
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〒184-0004
東京都小金井市本町6-14-45
TEL: 042-380-8077
FAX: 042-380-8078

開館時間: 9:00 ~ 22:00
受付時間: 9:00 ~ 20:00
休館日: 毎月第2火曜日および第3火曜日(祝日の場合はその直後の平日) / 年末年始
【こがねいジュニア特派員 イベントレポート vol.14】
奥村 愛 デビュー20周年コンサート ~ヴァイオリンの旅路~
22. 11. 02

今年度も当館では、市内の小中学生が鑑賞レポートを書いて発信する「こがねいジュニア特派員」企画を継続!
ぜひご覧ください。(原文のまま、書き起こしています。)

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奥村さんの奏でるヴァイオリン

小金井市立南小学校 5年 漆畑芽生

 辺りはシーンと静まり返っていました。私は宮地楽器ホールにいて奥村愛さんのコンサートを聞いていました。舞台に出て来たのは奥村愛さんではなく、ナレーターの甲斐田さんでした。彼女はヴァイオリンの歴史について話していました。

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 一曲目は、ヴィヴァルディ作曲ヴァイオリンソナタイ長調第二番でした。初まって少したつと私は奥村愛さんの技術に驚きました。愛さんの弓使い、ポジション移動の速さ、重音の正確さ、トリルの速さ、そしてビブラートなど。私はヴァイオリンを7年間習ってきたけど、どれをとっても今の私にはできないことばかりです。曲はどんどん進んでいき、ヴェニアフスキーの曲になって少したつと、私はハッとしました。なぜかというと、私はとばす音はだいたい弓の元で弾いているけど奥村愛さんは弓先でも弾けていておどろきました。やさしく弾くところが聞いてて気持ちがよくて、リラックスできるようでした。大きい音でも、小さい音でもホールにひびいているし使い方がうまくて本当にすごいと思いました。ジョプリン作曲ラグタイムダンスは奥村さんの雰囲気などに似ていて、明るく元気できれいでかっこいいと思いました。けれど最後に弾いた奥村さんをイメージして作った曲はすごくきれいな音色で小川の水がサラサラとゆっくりと流れていくような曲でした。この曲を作った人は、奥村愛さんのことをきれいでやさしい人と思ったのかなと思いました。人によってイメージの仕方ちがい、おもしろいのでほかの人たちにも聞いてみたいと思いました。

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 ヴァイオリンとギターが一緒に弾いていた曲でギターの音色がピアノのように聞こえました。まずヴァイオリンとギターが一緒に弾くということを初めて知りました。すごく楽しそうだったので、私の家族でギターが少しだけ弾ける人がいるので、かんたんな曲を一緒に弾いてみたいと思いました。

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 コンサートが物語のように、最初から最後まで楽しめたのは、きれいな音楽や声の使い分けができる甲斐田さんのナレーションのおかげだと思いました。次回は、お城などでコンサートをしたいと言っていたので、もしあるなら、そのコンサートにも行ってみたいです!

公演写真:藤本史昭

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ヴァイオリンを7年間習っている漆畑さん。
演奏者だからこその細かい観察や気付きはさすが!
いろいろな目線からの楽しいレポートです。

スタッフによるレビューはこちら