街なかにアートをお届けする「まちかどコンサート」。
今回は、緑中の文化発表会の第一部に参加しました。今年の文化発表会のテーマは"しずく"。「一滴のしずくから波紋が広がるように、刺激を与え合って成長していきましょう」という校長先生のお話から、文化発表会が開幕となりました。

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コンサートは、この時期運動会でもよく耳にする、歌劇『ウィリアム・テル』序曲からスタート。
金管五重奏のクラシックコンサートとあって、かしこまって聴き始めた子どもたちも、テューバの喜名さんの「もっとリラックスして楽しんでね」のひとことで、会場の空気がホッと和みました。

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金管楽器の音の出る原理の説明として、くちびるをプルプル震わせるバズィングや、マウスピースだけ外してブーブー鳴らす様子を披露すると、その蚊のような?おならのような?音に、会場全体からクスクス笑いが沸き起こりました。

トランペットの長さのホースと、テューバの長さのホースにマウスピースをつけたものを使って、音の出るしくみを体験するコーナーには、1年生の男の子2人と3年生の男の子1人が立候補。フーーーッと力いっぱい吹き込んでも、スカーーーッとなってしまう様子に、どっかんどっかん笑いが起きて大盛り上がり。(何度か練習して、みんな成功しました!)

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金管楽器の原理を理解したところで、次は個々の楽器の歴史などのお話と、ソロ演奏を楽しみました。
金管の花形といわれるトランペットは、「戦いの組曲」で細かいパッセージの応酬を披露、ベルが後ろ向きで柔らかい音色が持ち味のホルンは「アメイジング・グレイス」を歌い上げました。スライドをびよーんと伸ばしたり縮めたりするトロンボーンは、ご機嫌なラグタイム「ラッサストロンボーン」でグリッサンド奏法を披露、一段と大きく最も低い音が出るテューバは陽気なジャズ「浮気はやめた」でその魅力を表現しました。

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時折、金木犀の香りをまとった涼しい秋の風がふわっと吹き込む体育館で、「主よ人の望みの喜びよ」「サウンド・オブ・ミュージック・メドレー」をあたたかい金管のサウンドで味わい、終演となりました。

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終演後、体験コーナーに手をあげてくれた生徒さんにインタビューすると、「楽器はやったことないけど、ちょっとやってみたいなと思った!」「難しかったけど練習すればできそうな感じ♪」などと話してくれました。「高校に入ったら吹奏楽部でホルンをやるのもいいかな・・・」とつぶやいていた子も。先生によると「普段、進んで人前に出るような子たちじゃなかったからビックリしました」とのことでした。

吹奏楽部がないため管楽器の生の音を聞かせてあげたい、ということで、金管五重奏にオファーがあった今回。生徒のみなさんの心に"しずく"の波紋が広がっていく様子を感じるまちかどコンサートとなりました。

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[出演] こきんブラス(金管五重奏)

[メンバー]写真左から
・佐藤秀徳(トランペット)
・庄司知世(ホルン)
・喜名 雅(テューバ)
・戸高茂樹(トロンボーン)
・林 千紗(トランペット)

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〒184-0004
東京都小金井市本町6-14-45
TEL: 042-380-8077
FAX: 042-380-8078

開館時間: 9:00 ~ 22:00
受付時間: 9:00 ~ 19:00
休館日: 毎月第2火曜日および第3火曜日(祝日の場合はその直後の平日) / 年末年始 / 保守点検日
【イベントレポート】
まちかどコンサート「こきんブラス・コンサート」 at.小金井市立緑中学校
19. 10. 21

街なかにアートをお届けする「まちかどコンサート」。
今回は、緑中の文化発表会の第一部に参加しました。今年の文化発表会のテーマは"しずく"。「一滴のしずくから波紋が広がるように、刺激を与え合って成長していきましょう」という校長先生のお話から、文化発表会が開幕となりました。

IMG_5959.JPGIMG_5968.JPG

コンサートは、この時期運動会でもよく耳にする、歌劇『ウィリアム・テル』序曲からスタート。
金管五重奏のクラシックコンサートとあって、かしこまって聴き始めた子どもたちも、テューバの喜名さんの「もっとリラックスして楽しんでね」のひとことで、会場の空気がホッと和みました。

IMG_5966.JPGIMG_5977.JPG

金管楽器の音の出る原理の説明として、くちびるをプルプル震わせるバズィングや、マウスピースだけ外してブーブー鳴らす様子を披露すると、その蚊のような?おならのような?音に、会場全体からクスクス笑いが沸き起こりました。

トランペットの長さのホースと、テューバの長さのホースにマウスピースをつけたものを使って、音の出るしくみを体験するコーナーには、1年生の男の子2人と3年生の男の子1人が立候補。フーーーッと力いっぱい吹き込んでも、スカーーーッとなってしまう様子に、どっかんどっかん笑いが起きて大盛り上がり。(何度か練習して、みんな成功しました!)

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金管楽器の原理を理解したところで、次は個々の楽器の歴史などのお話と、ソロ演奏を楽しみました。
金管の花形といわれるトランペットは、「戦いの組曲」で細かいパッセージの応酬を披露、ベルが後ろ向きで柔らかい音色が持ち味のホルンは「アメイジング・グレイス」を歌い上げました。スライドをびよーんと伸ばしたり縮めたりするトロンボーンは、ご機嫌なラグタイム「ラッサストロンボーン」でグリッサンド奏法を披露、一段と大きく最も低い音が出るテューバは陽気なジャズ「浮気はやめた」でその魅力を表現しました。

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時折、金木犀の香りをまとった涼しい秋の風がふわっと吹き込む体育館で、「主よ人の望みの喜びよ」「サウンド・オブ・ミュージック・メドレー」をあたたかい金管のサウンドで味わい、終演となりました。

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終演後、体験コーナーに手をあげてくれた生徒さんにインタビューすると、「楽器はやったことないけど、ちょっとやってみたいなと思った!」「難しかったけど練習すればできそうな感じ♪」などと話してくれました。「高校に入ったら吹奏楽部でホルンをやるのもいいかな・・・」とつぶやいていた子も。先生によると「普段、進んで人前に出るような子たちじゃなかったからビックリしました」とのことでした。

吹奏楽部がないため管楽器の生の音を聞かせてあげたい、ということで、金管五重奏にオファーがあった今回。生徒のみなさんの心に"しずく"の波紋が広がっていく様子を感じるまちかどコンサートとなりました。

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[出演] こきんブラス(金管五重奏)

[メンバー]写真左から
・佐藤秀徳(トランペット)
・庄司知世(ホルン)
・喜名 雅(テューバ)
・戸高茂樹(トロンボーン)
・林 千紗(トランペット)