JR中央線「武蔵小金井駅」南口駅前にある文化施設です。578席の大ホールをはじめ、小ホール、市民ギャラリー、4つの練習室、和室、マルチパーパススペースがあります。
最新の書き込み
 
 
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年

 
〒184-0004
東京都小金井市本町6-14-45
TEL: 042-380-8077
FAX: 042-380-8078

開館時間: 9:00 ~ 22:00
受付時間: 9:00 ~ 20:00
休館日: 毎月第2火曜日および第3火曜日(祝日の場合はその直後の平日) / 年末年始
友の会イベントレポート
知って楽しむ世界の音楽 バラライカ
~ロシアの民族音楽とその魅力~
22. 07. 22

今回の友の会「こがねいメンバーズ」会員限定イベントは、「知って楽しむ世界の音楽 バラライカ~ロシアの民族楽器とその魅力~」と題し、日本唯一のプロバラライカ奏者、北川 翔さんによるトークイベントを開催しました。

本場ロシアでも高い評価を得、日本はもちろん世界から注目される北川さんが、その知られざるロシアの民族楽器の構造や歴史、ご自身のロシア民族音楽との出会いなどについて、時折実演を交えながら語ってくださいました。

IMG_2254.JPG

元々は沖縄の三線のように仲間内で歌ったり踊ったりする時にワイワイと奏される楽器で、木の板が一番少なく済む三角錐の形で、フレットもなし、という素朴な農民の楽器であったというバラライカ。
この楽器に魅せられたワシーリー・アンドレーエフにより楽器の改良が進んで、北川さんが手にしているプリマ・バラライカを含め6種類となり(9月23日の公演では一番大きいコントラバス・バラライカも登場予定です!)、楽器の地位も向上、コンサートで奏されるまでになったといわれています。
奏法は15種類ほどあるそうですが、ピックや爪を使わず、指先で奏するのがバラライカの特徴だそう。指で奏するからこその柔らかな音色が郷愁を誘います。
北川さんが愛用しているプリマバラライカで、ロシア民謡「カリンカ」を演奏してくださった時は、美しい音色とスピード感のある手さばきに会場から拍手が沸き起こりました。

IMG_2257.JPGIMG_2263.JPG

会場からの質問タイムや、開演前・終演後の楽器展示を熱心にご覧いただくなど、お客さまの興味・関心の深さを感じられた、充実のイベントとなりました。

IMG_2250.JPG

9月の公演では、バラライカと抜群の相性を誇るアコーディオンとのデュオや、ロシア民族楽器アンサンブルでの演奏を、大ホールの豊かな響きの中で存分にお楽しみいただけますので、ぜひお越しください。ご来場お待ちしております。

IMG_2279.JPG

【公演情報】
9月23日(金・祝)14:00開演 大ホール
ホールの響きシリーズ
「北川 翔 バラライカ・コンサート~哀愁のバラライカ~」
詳細はこちら