JR中央線「武蔵小金井駅」南口駅前にある文化施設です。578席の大ホールをはじめ、小ホール、市民ギャラリー、4つの練習室、和室、マルチパーパススペースがあります。
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〒184-0004
東京都小金井市本町6-14-45 TEL: 042-380-8077 FAX: 042-380-8078 開館時間: 9:00 ~ 22:00 受付時間: 9:00 ~ 20:00 休館日: 毎月第2火曜日および第3火曜日(祝日の場合はその直後の平日) / 年末年始 |
【イベントレポート】 親子のためのシリーズ 「めにみえない みみにしたい」 |
19. 09. 08 |
8/27(火)、藤田貴大(演劇作家・演出家/マームとジプシー主宰)が初めて手がけた、子どもから大人まで一緒に楽しめる演劇作品の小金井公演を開催しました。
会場の入り口ではスタッフ・キャストのみなさんが心をこめて選んだ絵本やおもちゃが並ぶキッズスペースが、子どもたちを歓迎します。
会場内にも同様の芝生エリアが設けられ、大人も子どもも芝生の感触を楽しみながら、並んで座って観劇するスタイル。配られたプログラムを双眼鏡代わりに「スクリーンの目が動いた!」「あそこにランプがある!」と会場を見回している子もちらほら。いつもと違う雰囲気を味わいながら、今か今かと開演を待わびていると・・
お姉さんが、みんなにお話を始めます。
「おねしょに悩むおんなのこが、ある夜、森へ冒険にでかけました。めにみえないいきもの、みみにしたい鳴き声とは・・?」
4人の役者が、森でのめくるめく出会いを巧みに表現し、子どもたちを演劇の世界へと引き込んでいきます。
道をはばむ大きな木をじゃんけんで突破したり、峠を越えるおんなのこたちをしりとりで援護射撃したりと、子どもたちは森での冒険にどきどきしながら、元気に参加してくれました。
出演者の表情、動き、そしてそれに伴う風を感じるほどの至近距離でありながら、目の前に大きく広がる物語の世界。そこを彩る音楽は、観客の感性の奥深くへ訴えかけます。子どもたちだけではなく大人も、それぞれが持っている想いをかみしめているようでした。
小ホールが、不思議な森、めにみえない みみにしたいものであふれている優しい世界へと変貌を遂げた印象的な公演。夏休みの大事な思い出の1ページとして持って帰ってくれたことと思います。
恒例の、こきんちゃんとのオフショットはツアーメンバーみんなで撮影!
全国14箇所をめぐるツアーも終盤。13箇所目の小金井公演、出演者にも大人気のこきんちゃんは長い旅路の癒しとなったようです☆
ご来場くださったみなさま、ありがとうございました!
藤田貴大(作・演出)
原田郁子(音楽)
suzuki takayuki(衣装)
伊野香織、川崎ゆり子、成田亜佑美、長谷川洋子(出演)
南香織(照明)、竹内和弥(音響)、召田実子(映像)、須田雅子(舞台監督)
企画制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団、合同会社マームとジプシー
公演写真:細野晋司