JR中央線「武蔵小金井駅」南口駅前にある文化施設です。578席の大ホールをはじめ、小ホール、市民ギャラリー、4つの練習室、和室、マルチパーパススペースがあります。
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〒184-0004
東京都小金井市本町6-14-45
TEL: 042-380-8077
FAX: 042-380-8078

開館時間: 9:00 ~ 22:00
受付時間: 9:00 ~ 20:00
休館日: 毎月第2火曜日および第3火曜日(祝日の場合はその直後の平日) / 年末年始
【こがねいジュニア特派員 イベントレポート vol.8】
北村英治スーパーカルテット with キャロル山崎
21. 10. 04

今年度、当館では新企画として、市内の小中学生から主催公演を鑑賞してレポートを書いてくれる「こがねいジュニア特派員」を募集しました。応募者多数の中、採用された特派員の鑑賞レポートをぜひご覧ください。
(原文のまま、書き起こしています。)
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小金井市立緑小学校 5年 藤井陽香さん

 私が「北村英治スーパーカルテット with キャロル山崎」の演奏を聞いて心に残った曲を三つしょうかいします。

 一つ目は、「ローズ・ルーム」という曲です。この曲はクラリネットが美しい音でメロディーを奏でていました。私はこの曲を聞いて、いろいろなリズムや音があり、楽しそうで、活き活きとしていて自由な感じの曲だと思いました。美しくて明るい場面や、楽しくて無邪気な場面などの音の変化もあって聞いている人も演奏している人も楽しくなる曲だと思います。

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 二つ目は、「枯葉」という曲です。この曲では、ドラムが枯葉をふむ音みたいに「シャラシャラ」と音を出したりしていました。私は聞いていて秋に枯葉がはらはらと散っていく様子が心にうかびました。音が大きくなったり小さくなったりしているのはまるで気持ちの変化を表しているみたいだなと思いました。

 三つ目は「ボナ・セラ」という曲です。この曲は、聞いているとリズムに合わせて体を動かしたくなってきそうな曲です。同じ曲なのに少し暗くて静かな所と明るくて楽しい感じの所があるのでちがう曲みたいに聞こえました。

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 私は、このコンサートを聞いて、演奏している人がみんな自分の楽器の音だけではなくて、どの楽器の音も聞いてそれに合うように自分の楽器をならしたりしていてすごいなと思いました。

 私もピアノを習っているので、いつか今回聞いたようなジャズにも挑戦してみたいと思います。

 (公演写真:藤本史昭)

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特に心に残った3曲について、その印象を細やかにレポートしてくれました。
今回のコンサートで体感したグルーヴ感を活かして、藤井さんが弾くジャズピアノを、ぜひ聴いてみたいです!

スタッフによるイベントレビューはコチラ

 
【こがねいジュニア特派員 イベントレポート vol.7】
北村英治スーパーカルテット with キャロル山崎
21. 10. 04

今年度、当館では新企画として、市内の小中学生から主催公演を鑑賞してレポートを書いてくれる「こがねいジュニア特派員」を募集しました。応募者多数の中、採用された特派員の鑑賞レポートをぜひご覧ください。
(原文のまま、書き起こしています。)
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小金井市立緑中学校 1年 輿水健太さん

 僕は「北村英治スーパーカルテット with キャロル山崎」を観に行った。カルテットとは、四人で演奏することだ。今回のコンサートは、クラリネット、ピアノ、ベース、ドラムで編成されているジャズバンドだ。北村英治さんは、世界的ジャズ・クラリネット奏者である。ステージでは「演奏が楽しい」や「支えられているから続けられる」とにこやかに言っていた。九十歳を超えてもなお楽しむ力、楽しませる力がかがやいている。

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 演奏された曲は、明るい曲や落ち着いた曲などがある。これらを聞いて、僕は心がはずんだ。「スマイル」という曲は、歌のある曲だ。英語の歌詞で内容はよく分からなかった。しかし、歌の中に「スマイル」という言葉が聞きとれた。この歌は「笑う」という意味で、僕は太陽に向かって一生けん命にのびているひまわりが思い浮かんだ。「ティーフォートゥー」は、男女の歌声が混ざり合って、とてもきれいな曲だった。

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「キュート」は、ソロパートの印象的な曲だ。ドラムのソロが、とてもかっこいい。音の強弱や早さがリズムを生んでいて、思わず体がゆれた。ホール全体で手びょうし、拍手をして、自分も音楽の一部のようになった。「シング・シング・シング」は、聞いたことがある曲だ。やはり生は全く違う。音につつみこまれたような感じで、曲にひきこまれた。HAPPYな気持ちで、とても特別な時間だった。

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 「いい仲間と演奏できるのは最高の幸せ」という言葉を北村さんが何度も口にしていた。それだけ大切なことなのだ、と僕の心に残った。北村さんがクラリネットを続けられているのは、周りにいい仲間がいて、支えられているし、言葉にできない楽しさがあるからだろう。僕は弦楽部でバイオリンをひいている。周りにいる「いい仲間」を大切にして、続けられるかぎり演奏をしていきたい。

(公演写真:藤本史昭)

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「楽しむ力、楽しませる力がかがやいている」や、「自分も音楽の一部のようになった」など、ステキな表現で紡がれたレポート。
弦楽部に入部したものの、コロナ禍でなかなか合奏ができないと嘆いていた輿水さんですが、これから、「いい仲間」とたくさん音楽を楽しんでほしいなと思いました。応援しています!

スタッフによるイベントレビューはコチラ