JR中央線「武蔵小金井駅」南口駅前にある文化施設です。578席の大ホールをはじめ、小ホール、市民ギャラリー、4つの練習室、和室、マルチパーパススペースがあります。
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〒184-0004
東京都小金井市本町6-14-45
TEL: 042-380-8077
FAX: 042-380-8078

開館時間: 9:00 ~ 22:00
受付時間: 9:00 ~ 20:00
休館日: 毎月第2火曜日および第3火曜日(祝日の場合はその直後の平日) / 年末年始
イベントレポート
こがねい落語特選 年忘れ 至高名宴の会
21. 01. 22

今回は「年忘れ 至高名宴の会」と銘打ち、こがねい落語特選として初となる講談と落語の2本立てで開催しました。
講談界からは、人間国宝・神田松鯉師匠と、12月初めに逝去された一龍斎貞水師匠の弟子でもある一龍斎貞橘。
落語界からは、柳家権太楼、柳亭市馬、柳家さん光(二つ目)の計5名がしのぎを削りました。

〔開口一番〕 柳家さん光 - 「新聞記事」

 

 本来、開口一番は、修行中の前座が勤めますが、
 今回は、二つ目のさん光さん。
 明るく元気な声で演じられた、
 ちょっと間抜けな八五郎は、終始笑いを誘いました。

〔講談〕 一龍斎貞橘 - 『源平盛衰記』より「扇の的」

 

 話の中でも人気の高い『源平盛衰記』。 「扇の的」は
 平家物語の一部でもあり、平氏と源氏の屋島の戦いの一説です。
 ところどころに「講談のいろは」を組み込みながら、
 日輪の扇を射るまでの緊張感あふれる描写を、
 リズミカルな口調と力強い声で演じました。

〔講談〕 神田松鯉 - 『赤穂義士外伝』より「天野屋利兵衛」

 

 後半最後の一席は、押しも押されぬ人気の講話「忠臣蔵」。
 赤穂義士を支援した「義商・天野屋利兵衛」のお話です。
 洗練された所作、深みのある声色、穏やかでありながら力強い口調で、
 講談の世界にお客様をどっぷりと惹き込みました。

〔落語〕 柳亭市馬 - 「掛け取り」 

 

 年末らしいネタの一つ「掛け取り」。
 新年を迎えるにあたり一年の精算をするため、
 借金を回収しにくるいろいろな登場人物を言葉巧みに撃退するというお話。
 登場人物のキャラクター描写は落語家の腕の見せどころの一つ。
 市馬師匠お得意の美声を活かした歌う借金取りも登場し、
 巧みな話芸で魅せつつ、会場を和ませました。

〔落語〕 柳家権太楼 - 「二番煎じ」

 

 2020年のオオトリは爆笑王・権太楼師匠。
 話のテンポ、口調、粋でいなせな落語を語るだけでなく、市馬師匠の流れを受け、
 お得意(?)の歌を織り交ぜ、柔軟性も見せながら、話の世界をより楽しく、面白く展開しました。
 大看板とよばれる貫禄たっぷりの一席に、笑いと拍手が惜しみなく贈られました。

次回は、「納涼改め早春 四彩笑宴の会(3/4)」です。ご期待ください。

公演写真:藤本史昭