市内の小中学生による「こがねいジュニア特派員」が鑑賞レポートを書いて発信!
ぜひご覧ください。(原文のまま、書き起こしています。)

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小金井市立小金井第三小学校 6年 松永珠実

音楽の魅力

 10月22日に「こがねいガラ・コンサート」に行きました。開場する前に、楽器の配置を見ました。げん楽器が手前のほうにあり、その他の楽器が奥のほうにあって段差がありました。遠くまで響くようにしたり、出演されている方が見えるように工夫されていることを知りました。また、コンサートマスターとチェロのいすが他の方のいすとはちがうことに気づきました。高さが自由に調節できるからかなと思いました。

IMG_4870.JPG

 演奏を聴き、気づいたことはインターネットとは音がちがうことです。インターネットでもどういう曲か分かるけれどその曲の音のやわらかさや優しさ、響きは分からないと考えました。

 また、指揮者は音は出していないけれど、音楽に入りこんでいることに気づきました。今までは、ただ演奏をしている人に指示を出しているだけだと思っていました。しかし、「こがねいガラ・コンサート」の指揮者の方は音が小さいときには体も小さくしていて、音が激しいときには体を大きく激しく動かしていました。なので音楽に入りこんでいると思いました。

_DSC2184.jpg

 曲はどれも美しかったけれど特に気に入ったのはブラームスがつくった「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」です。第一楽章の最初のほうの音は、ゆったりとはじまるのではなく、少し音が激しく始まります。そのあと、少しするとソロのチェロが、演奏をして、ソロのヴァイオリンが演奏して、などのことをしていました。気に入った理由は、チェロとヴァイオリンがまるで会話をしているようだったからです。大きなホールにチェロの低めな音色。チェロの演奏の後ヴァイオリンの高い音色。とても美しい音色でした。また、チェロの演奏では、弦を指ではじいて演奏する場面もありました。弦楽器の演奏は弓で演奏するのしか見たことがなかったので、驚きました。弓で演奏するときとは少しちがい、琴みたいなパチパチと音がしました。ちがった視点からみると新しい魅力がみえてくるんだなと思いました。他の楽器(ソロのチェロとヴァイオリン以外)の演奏もあったけれど、ソロのチェロとヴァイオリンの演奏が多いと感じました。

_DSC2477.jpg

 こがねいガラ・コンサートで本物の音を聴いたことで、音楽の楽しさや、楽器の美しさなどのことが分かりました。今回学んだことを忘れないで、音楽を聴いたり、見たりしたいです。

(公演写真:藤本史昭)

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j13-1.jpg

舞台のセッティング、指揮者や演奏者の様子、
印象に残った曲の感想などを
丁寧な字で書いてきてくれた松永さん。
生演奏の魅力を感じて伝えてくれたのがうれしいです。

★スタッフによるレビューはこちらから

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TEL: 042-380-8077
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開館時間: 9:00 ~ 22:00
受付時間: 9:00 ~ 19:00
休館日: 毎月第2火曜日および第3火曜日(祝日の場合はその直後の平日) / 年末年始 / 保守点検日
【こがねいジュニア特派員 レポート vol.13】 こがねいガラ・コンサート2023 23. 11. 09

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小金井市立小金井第三小学校 6年 松永珠実

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 10月22日に「こがねいガラ・コンサート」に行きました。開場する前に、楽器の配置を見ました。げん楽器が手前のほうにあり、その他の楽器が奥のほうにあって段差がありました。遠くまで響くようにしたり、出演されている方が見えるように工夫されていることを知りました。また、コンサートマスターとチェロのいすが他の方のいすとはちがうことに気づきました。高さが自由に調節できるからかなと思いました。

IMG_4870.JPG

 演奏を聴き、気づいたことはインターネットとは音がちがうことです。インターネットでもどういう曲か分かるけれどその曲の音のやわらかさや優しさ、響きは分からないと考えました。

 また、指揮者は音は出していないけれど、音楽に入りこんでいることに気づきました。今までは、ただ演奏をしている人に指示を出しているだけだと思っていました。しかし、「こがねいガラ・コンサート」の指揮者の方は音が小さいときには体も小さくしていて、音が激しいときには体を大きく激しく動かしていました。なので音楽に入りこんでいると思いました。

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 曲はどれも美しかったけれど特に気に入ったのはブラームスがつくった「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」です。第一楽章の最初のほうの音は、ゆったりとはじまるのではなく、少し音が激しく始まります。そのあと、少しするとソロのチェロが、演奏をして、ソロのヴァイオリンが演奏して、などのことをしていました。気に入った理由は、チェロとヴァイオリンがまるで会話をしているようだったからです。大きなホールにチェロの低めな音色。チェロの演奏の後ヴァイオリンの高い音色。とても美しい音色でした。また、チェロの演奏では、弦を指ではじいて演奏する場面もありました。弦楽器の演奏は弓で演奏するのしか見たことがなかったので、驚きました。弓で演奏するときとは少しちがい、琴みたいなパチパチと音がしました。ちがった視点からみると新しい魅力がみえてくるんだなと思いました。他の楽器(ソロのチェロとヴァイオリン以外)の演奏もあったけれど、ソロのチェロとヴァイオリンの演奏が多いと感じました。

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 こがねいガラ・コンサートで本物の音を聴いたことで、音楽の楽しさや、楽器の美しさなどのことが分かりました。今回学んだことを忘れないで、音楽を聴いたり、見たりしたいです。

(公演写真:藤本史昭)

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舞台のセッティング、指揮者や演奏者の様子、
印象に残った曲の感想などを
丁寧な字で書いてきてくれた松永さん。
生演奏の魅力を感じて伝えてくれたのがうれしいです。

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