6年次に学ぶオーケストラ鑑賞の入門編として、こがねいガラ・オーケストラから特別編成された「ムジカこがねい」による室内楽コンサートを東小学校4年生対象に行いました。

「オーケストラの中で活躍している楽器」という切り口から、楽器の種類や特徴、オーケストラの中での役割などのお話や、さまざまな技法を駆使した曲も加え、楽器の魅力をいろいろな角度から深堀りするプログラムを構成しました。

まずはご挨拶代わりにフチーク作曲の「剣闘士の入場」からスタート。
そして、弦楽器の紹介とあわせて、弦楽四重奏版のヴィヴァルディの『四季』から「春」とサンサーンスの「白鳥」を演奏。アンダーソン作曲「プリンク・プレンク・プランク」では、弓を使わずに指で弦を弾くピチカート奏法で軽快な音楽をお届け。オーケストラの中心的存在であるオーボエの紹介とあわせて、オーボエの仲間の楽器イングリッシュホルンでドヴォルザークの「家路」を披露しました。

演奏家メドレーでは、作曲家のイラストを使い、作曲家の紹介とともに名曲を数珠繋ぎにしたアレンジで、たっぷりとクラシック音楽の世界を聞いていただきました。最後にお届けした世界音楽メドレーではタンゴやルンバ、ジャズ、日本伝統のソーラン節など、世界各地で親しまれている音楽をお届け。短い時間ではありましたが、ギュッとつまった濃密な時間をお贈りしました。
質問をすると元気な声で答えたり、知っている音楽が流れると口ずさんだり、作曲家のイラストを見て笑ったりと、子ども達の素直な反応に「ムジカこがねい」のメンバーは終始楽しそうに演奏していました。

今年度も小学校、中学校から声をかけていただき、小金井ゆかりのアーティストたちが出張いたしました。子どもたちの心に残るステキな時間になっていると嬉しいです。
来年度のまちかどコンサートにもご期待ください!

当館大ホールの響きを楽しむ企画《ホールの響き》シリーズ。
第3回は、クラシック界の若手奏者の中でも、人気・実力ともにトップクラスの朴 葵姫(ギター)と上野星矢(フルート)による、デュオコンサートを行いました。

今回初共演となるふたりのテーマは"ラテン音楽"。
スペインを代表する作曲家ファリャや、パラグアイの作曲家バリオスの味わい深いタンゴの作品、ギタリスト兼作曲家として活躍をするフランスのキルシュナーの作品、そして、タンゴ音楽の巨匠ピアソラの情熱あふれる作品を取り上げたタンゴ音楽の遍歴を感じることのできる魅力あるプログラムです。

朴さんのソロでは、天使のトレモロと称される演奏にうっとり。一粒一粒のギターの繊細な音色が、ホールに響き渡りました。
上野さんのソロでは、豊潤で力強いフルートの音色、圧倒的な音楽世界で聴衆を惹きこみました。

   

今回が初めてのデュオコンサートとは思えないほど、演奏もトークも息がぴったり。
上質な演奏と、軽快なトークで、あっという間の約2時間でした。
終演後にはこきんちゃんとの撮影も!
そして、「他の場所でもこの企画をやりたい」との、お2人の話もありましたので、
再演されることを、心から期待しています。

ご来場いただき、ありがとうございました。

(公演写真:藤本 史昭)

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〒184-0004
東京都小金井市本町6-14-45
TEL: 042-380-8077
FAX: 042-380-8078

開館時間: 9:00 ~ 22:00
受付時間: 9:00 ~ 19:00
休館日: 毎月第2火曜日および第3火曜日(祝日の場合はその直後の平日) / 年末年始 / 保守点検日
【イベントレポート】
まちかどコンサート@小金井市立東小学校
20. 03. 13

6年次に学ぶオーケストラ鑑賞の入門編として、こがねいガラ・オーケストラから特別編成された「ムジカこがねい」による室内楽コンサートを東小学校4年生対象に行いました。

「オーケストラの中で活躍している楽器」という切り口から、楽器の種類や特徴、オーケストラの中での役割などのお話や、さまざまな技法を駆使した曲も加え、楽器の魅力をいろいろな角度から深堀りするプログラムを構成しました。

まずはご挨拶代わりにフチーク作曲の「剣闘士の入場」からスタート。
そして、弦楽器の紹介とあわせて、弦楽四重奏版のヴィヴァルディの『四季』から「春」とサンサーンスの「白鳥」を演奏。アンダーソン作曲「プリンク・プレンク・プランク」では、弓を使わずに指で弦を弾くピチカート奏法で軽快な音楽をお届け。オーケストラの中心的存在であるオーボエの紹介とあわせて、オーボエの仲間の楽器イングリッシュホルンでドヴォルザークの「家路」を披露しました。

演奏家メドレーでは、作曲家のイラストを使い、作曲家の紹介とともに名曲を数珠繋ぎにしたアレンジで、たっぷりとクラシック音楽の世界を聞いていただきました。最後にお届けした世界音楽メドレーではタンゴやルンバ、ジャズ、日本伝統のソーラン節など、世界各地で親しまれている音楽をお届け。短い時間ではありましたが、ギュッとつまった濃密な時間をお贈りしました。
質問をすると元気な声で答えたり、知っている音楽が流れると口ずさんだり、作曲家のイラストを見て笑ったりと、子ども達の素直な反応に「ムジカこがねい」のメンバーは終始楽しそうに演奏していました。

今年度も小学校、中学校から声をかけていただき、小金井ゆかりのアーティストたちが出張いたしました。子どもたちの心に残るステキな時間になっていると嬉しいです。
来年度のまちかどコンサートにもご期待ください!

 
【イベントレポート】
ホールの響きシリーズ 第3回 ラテンの響き
20. 03. 13

当館大ホールの響きを楽しむ企画《ホールの響き》シリーズ。
第3回は、クラシック界の若手奏者の中でも、人気・実力ともにトップクラスの朴 葵姫(ギター)と上野星矢(フルート)による、デュオコンサートを行いました。

今回初共演となるふたりのテーマは"ラテン音楽"。
スペインを代表する作曲家ファリャや、パラグアイの作曲家バリオスの味わい深いタンゴの作品、ギタリスト兼作曲家として活躍をするフランスのキルシュナーの作品、そして、タンゴ音楽の巨匠ピアソラの情熱あふれる作品を取り上げたタンゴ音楽の遍歴を感じることのできる魅力あるプログラムです。

朴さんのソロでは、天使のトレモロと称される演奏にうっとり。一粒一粒のギターの繊細な音色が、ホールに響き渡りました。
上野さんのソロでは、豊潤で力強いフルートの音色、圧倒的な音楽世界で聴衆を惹きこみました。

   

今回が初めてのデュオコンサートとは思えないほど、演奏もトークも息がぴったり。
上質な演奏と、軽快なトークで、あっという間の約2時間でした。
終演後にはこきんちゃんとの撮影も!
そして、「他の場所でもこの企画をやりたい」との、お2人の話もありましたので、
再演されることを、心から期待しています。

ご来場いただき、ありがとうございました。

(公演写真:藤本 史昭)