JR中央線「武蔵小金井駅」南口駅前にある文化施設です。578席の大ホールをはじめ、小ホール、市民ギャラリー、4つの練習室、和室、マルチパーパススペースがあります。
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〒184-0004
東京都小金井市本町6-14-45
TEL: 042-380-8077
FAX: 042-380-8078

開館時間: 9:00 ~ 22:00
受付時間: 9:00 ~ 20:00
休館日: 毎月第2火曜日および第3火曜日(祝日の場合はその直後の平日) / 年末年始
【イベントレポート】
こがねい落語特選 「新春 鏡花水月 ~美の真髄~」
20. 02. 09

笑う門には福来るー 小金井 宮地楽器ホールで新春恒例となった、「こがねい落語特選」。

美の真髄を体現する豪華な面々がそろい、華やかな会となりました。

冒頭を飾るのは本家和風のいい男、艶のある所作と上品な佇まいで落語ファンを魅了する古今亭菊之丞。今回の滑稽話「幇間腹(たいこはら)」では現代風のスパイスを加え、三枚目役も見事に演じ分け、寄席で磨かれた本格古典で観客を虜にしました。

続いては上方落語界から、プリンス桂米團治の登場です。枕から爆笑を誘い、会場内を味方につける落語界きっての若旦那っぷりを発揮。「はてな茶碗」の熱演で観衆をさらに笑いの渦へ引き込み、米團治フィーバーを巻き起こします。その熱気が冷めやらぬまま、お仲入りへ。

お仲入り後は、当館の主催公演では初となる浪曲をお贈りしました。類稀な才能で浪曲の歴史に新たな風を吹き込む、活躍目覚しい女流浪曲師玉川奈々福が「浪曲百人一首~恋歌篇~」を披露。奈々福さん曰く、大ベテランでありながら愛らしさを併せ持つ曲師の沢村豊子との絶妙な掛け合いと、全身から発するエネルギーの塊に、会場からは笑いと共に感嘆の声が湧き上がりました。(浪曲ファンも増えたはず!)

東西落語に浪曲と、バラエティに富んだ今回の新春落語をまとめあげるのは大トリの柳家さん喬。「幾代餅」を巧みな語り口で熱演し、毎回来館してくださる当館の目、耳の肥えた落語ファンをもうならせる美の真髄を魅せつけ、新春の寄席は幕を閉じました。

ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。

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  公演写真:©藤本史昭

~次年度もあります!『こがねい落語特選』~ 《限定150セット!》

★セット券の発売は2/16(日)からこがねいメンバーズ限定!!

<7/11(土) 納涼 四彩笑宴の会>

https://koganei-civic-center.jp/calendar/2020/07/041213.html

<12/27(日) 年忘れ 至高名宴の会>→次年度は、新春改め年末の年忘れ公演です。

https://koganei-civic-center.jp/calendar/2020/12/041260.html

どうぞお楽しみに!

 
【イベントレポート】
東儀秀樹 with Special Guest 溝口 肇
20. 02. 03

1/19(日)に「こがねいニューイヤーコンサート東儀秀樹 with Special Guest 溝口 肇」を開催。新しい雅楽の楽しみ方を世に広めた東儀秀樹ならではの親しみやすいトークと音楽をお贈りしました。

狩衣(かりぎぬ)を身に纏い、笙(しょう)を吹きながら客席から登場する演出でコンサートがスタート。エンターテイメント性を大切にする東儀秀樹さんならではの演出と、天の響きとも称される美しい「笙」の音色に、あっという間に、お客様は雅楽の世界に惹きこまれていきました。

前半は、雅楽を中心にしたプログラム。「雅楽=難しい」という印象をとりはらうように、笙、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)の特徴をわかりやすく説明し、それぞれの楽器の音色を楽しんでいただけるように工夫を凝らした内容。雅楽の音楽をたっぷりとお楽しみいただきました。

  

後半は、前半から一転。溝口 肇さんをゲストに迎え、ジャズ、J-POP、洋楽、タンゴなど、ジャンルを超えて聞きなじみのあるプログラムがならびました。服装もスーツに変わり、ステージ上の照明演出も加え、演奏だけでなく視覚からも楽しめる構成に。コンサートでは初演奏となった「Every Breath You Take」「卒業写真」や、サポートピアニストの松本圭司さんが、このコンサートのために再アレンジした曲など、聴きどころたっぷりの内容でした。

  

途中、東儀さんがチェロを弾いたり、溝口さんが笙を吹いたりと、お客様を楽しませるための演出が組み込まれ、東儀さんと溝口さんの出会いや、2人の関係性をネタにした軽妙な掛け合いに、終始、お客様の和やかな笑い声が飛んでいました。
公演終了後の握手会にも多くのお客様がならび、出演者との交流を楽しまれていました。

(公演写真:藤本 史昭)