歌手、俳優として様々なステージに立つ島田歌穂さん。音楽プロデューサー、ジャズピアニストとして日本の音楽シーンを創る島健さん。ともに幅広いジャンルの第一線で活躍を続けるふたりによるデュオコンサートを開催しました。
幕開けは「Amazing Grace」。数々のアーティストが歌う名曲であることはご存知の通りですが、多重録音された歌穂さんご自身のコーラスにのせた美しいハーモニーに、1曲目から客席はその世界に引き込まれていきました。
ミュージカル界の歌姫として、これまでも多くの作品に出演されてきた歌穂さん自身がとくに思い出深いと言う楽曲を披露したかと思えば、日本人アーティストの名曲をカバーしたり、福島県の民謡を歌いあげたりと、ジャンルにとらわれることなく、その歌唱力・表現力をたっぷりと楽しめるコンサートとなりました。
また、ジャズピアニストである島健さんのアレンジによるジャズのスタンダード・ナンバーも取り上げられ、おふたりならではの世界観に触れることができる、とても贅沢な時間でした。
そして、小金井 宮地楽器ホールが一般から参加を募った「ミュージカル・アンサンブル・ワークショップ」参加者による合唱団<Cherry こきん’s>がステージに上がり、ミュージカル・ナンバーを共演しました。
本番までに6回の練習を経て実現したステージでしたが、今回のために島さんがアレンジを提供してくださったり、本番前日の練習日には急遽、歌穂さんも参加してくださるなど、合唱団のメンバーにとっては貴重で嬉しい体験となり、本番では、はつらつとした歌声を披露して、客席を盛り上げました。
ふたりのクオリティの高いパフォーマンスはもちろんのこと、曲間でのお話には、優しいお人柄がにじみ出ていて、その魅力に、来場された方々は幸せな感動を持ち帰られたのではないでしょうか。
ご来場くださいましたみなさま、島田歌穂さん、島健さん、Cherry こきん'sのみなさん、ありがとうございました。
なお、公演の様子は、3名の「こがねいジュニア特派員」がレポートしてくれています。こちらもぜひご覧ください!
【こがねいジュニア特派員 イベントレポート vol.16】
【こがねいジュニア特派員 イベントレポート vol.17】
【こがねいジュニア特派員 イベントレポート vol.18】
公演写真:藤本史昭
1. Amazing Grace
2. 思い出の舞台より
アニーよ銃をとれ
黙阿弥オペラ
3. I LOVE YOU
4. Two Sleepy People
5. Cheek to Cheek
6. 花
7. 新相馬節
8. メリー・ポピンズ メドレー (w/Cherry こきん’s)
チム・チム・チェリー
2ペンスを鳩に
スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス
9. 民衆の歌 (w/Cherry こきん’s)
10. On My Own
11. Memory
【アンコール】Welcome to Christmas