台風が近づく中でのこがねい落語特選「納涼 新風轟音の会」、
満員御礼での開催となりました。
今回は春風亭一之輔、三遊亭萬橘、瀧川鯉八、桂 宮治の4名がしのぎを削りました。
開口一番は一之輔さんのお弟子さん春風亭貫いちさん。
『やかん泥』を明るく楽しく演じられました。
そして、笑点での出演でおなじみとなった桂 宮治さんの登場。
『権助魚』を小気味いいテンポで、落語家としての実力を颯爽と見せてくださいました。
次に登場した三遊亭萬橘さんの客いじりに会場は爆笑。
誰もが知る『時そば』を演じている最中に
外で雷の轟音が鳴るというハプニング、新風轟音の会にふさわしい瞬間も。
独創的な飄々とした話芸で会場をさらに盛り上げます。
そして新作落語界にこの人ありの瀧川鯉八さん。
みずから「激烈後半戦」と言い、その言葉通り
演目『寝るまで躍らせて』のユニークな世界観に
驚かされつつも笑いが途絶えませんでした。
大トリは実力と人気を兼ね備えた落語家、春風亭一之輔さん。
演目は大ネタ『心眼』。静と動のコントラストに
鳴りやまない拍手が会場を包みました。
公演後のアンケートでは
「久しぶりに声を出して大笑いしました」
「コロナ禍の中、笑える楽しいひと時でした」
「大ホールでも音が聴きやすく、見やすいです」
「予想を大きく上回る楽しさでした」
との声をいただきました。
なお、公演の様子は、ふたりの「こがねいジュニア特派員」もレポートしてくれています。
こちらもぜひご覧ください。
【こがねいジュニア特派員 イベントレポート vol.9】
【こがねいジュニア特派員 イベントレポート vol.10】
悪天候の中、お越しくださったみなさまありがとうございました。
次回は「新春 達士鳴動の会(1/21)」です。
「納涼」と「新春」、両方見ると満足度200%の顔付けです。
ご期待ください。
写真:横田敦史
こがねい落語特選「納涼 新風轟音の会」の番組は、以下の通りです。
〔開口一番〕 春風亭貫いち・・・・・やかん泥
〔落語〕 桂 宮治・・・・・権助魚
〔落語〕 三遊亭萬橘・・・・・時そば
<お仲入り>
〔落語〕 瀧川鯉八・・・・・寝るまで踊らせて
〔落語〕 春風亭一之輔・・・・・心眼
ご来場、誠に有難うございました。