クリスマス直前の土曜日の12月20日に、「こがねいクリスマスLIVE 2025」を開催しました。
5組の出演者に加え、5名の制作・運営ボランティアも市民から公募、チラシも市内の専門学校の学生に授業の一環としてデザインを依頼した、まさに“市民とともに作る”“市民のための”ライブです！



司会進行はボランティアメンバーより、音楽や芝居が好きなパパさんと、音楽が好きな大学1年生のコンビが担当。
「みなさん、メリークリスマス！！」という元気な挨拶でスタートです。



オープニングを飾ったのは、バンド「The Julan‛s（ザ・ジュランズ）」
ハーモニカの味のあるソロで幕を開けると、「安奈」「すてきなホリディ」などの懐かしいナンバーやオリジナルソング「小金井を歩けば」で会場を盛り上げます。




演奏後は、インタビュータイム！
「普段はどこでライブをしているんですか？」など、お話も弾みます。

次は「柳井 遥＆ともいきウタノホシ」によるコーラスです。
優しいピアノに乗せた遥さんのしっとりとしたソロから始まり、みんなの声が重なっていく様は、掲げたタペストリー「表現は生きる力だ」のごとく力強く、あたたかい絆を感じられました。最初は緊張していた子どもたちも「クリスマスメドレー」ではノリノリで、自由に身体を動かして表現を楽しんでいました。




休憩を挟み、第2部はピアノ連弾とメゾ・ソプラノのユニット「Noёl Harmonia（ノエル・ハルモニア）」
ミュージカルナンバー「踊り明かそう」やオペラの名曲「ハバネラ」を歌い上げると、大きな拍手が沸き起こりました。続くピアノ・ソロ「ダンソン第2番」ではキューバ音楽のリズムを刻むクラベスが彩りを添え、ピアソラの「Yo Soy Maria」では（ドレミのシールが貼ってある息子さんの）鍵盤ハーモニカが大活躍。バンドネオンさながらの音色を奏で、タンゴの世界へと誘いました。




クラシカルな雰囲気からガラリと変わり、「宝塚歌劇団OGと市民によるミュージカル＆レビュー『カジキタドリーム』」
クリスマスナンバーにのせて、キレッキレのダンスから、うっとりするようなボーカル、かわいいキッズサンタたちなど、華やかでダイナミックなパフォーマンスが繰り広げられ、会場を魅了しました。




そして、トリを務めたのは、当館のワークショップを機に、2015年に発足した「ゴスペルクワイア さくら」
ギュッと身を寄せて鈴の音に耳を澄ませるかわいらしい演出からスタートすると、「Oh Holy Night」「Seasons of Love」「Hallelujah」などを披露。厳かな歌声からパワフルな歌声、全身で音楽を感じて楽しんでいる出演者のエネルギーが客席まで伝わり、幸せに満たされたところで終演となりました。






ご来場いただいたみなさま、このレポートを読んでくださったみなさま、そしてすてきなステージを見せてくれた出演者のみなさま、ありがとうございました。

★★★　舞台裏では　★★★
今回の制作にあたっては5名のボランティアの方に協力していただきました。



暑い盛りの頃から月1回集まり、当日も司会、ホワイエの装飾、舞台転換、カゲアナウンス、と大忙しでした。また、チラシのデザインは専門学校のみなさんから提案があり、プレゼンテーションも行って作成してくれました。