観世流緑泉会代表会主。重要無形文化財能楽総合認定保持者。
(社)日本能楽会、(社)能楽協会会員。二松学舎大学文学部特任教授。1942年生まれ。一橋大学卒業。在学中に津村紀三子、その後先代観世喜之に師事。74年津村紀三子死去により緑泉会を継承。79年小金井薪能設立以来、継続して公演。定例公演の他、創作能、海外公演(イギリス、スペイン、シンガポール他多数)や他ジャンルとの共演などを積極的に行う。2015年にはドキュメンタリー映画『躍る旅人・能楽師 津村禮次郎の肖像』が公開された。16年リオ五輪に於いて、野田秀樹率いる「東京キャラバン」のワークショップイベントに参加。
2002年渡仏。現在、パリを拠点に活動中。自然発生的な即興、エリック・サティの楽曲を取り入れた演奏からなるユニット「Ky(キイ)」 の傍ら、西アフリカのミュージシャンとのバンド 、モロッコ スーフィー教団楽士+フリージャズのプロジェクトを並行し、ジャズ・ワールドミュージックを横断。2021年11月に多重録音による初のソロ・アルバム『openradio』、2023年3月に日本ジャズ界の大御所ピアニスト渋谷毅との共作アルバム『アマドコロ摘んだ春~ Live at World Jazz Museum 21』をリリース。
(c)中川寛文
1981年生まれ。東京芸術大学邦楽部能楽囃子専攻卒業
人間国宝 故安福建雄、人間国宝 故柿原崇志、父 佃良勝にそれぞれ師事。
今までに大曲である「道成寺」、「石橋」、「猩々乱」を披く。
コロナ禍で生まれた能楽談義をYouTube配信するユニット『能楽談ディズム』団員。
能楽協会東京支部会員。重要無形文化財総合指定保持者。