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江戸糸あやつり人形 結城座

結城座は、江戸時代の寛永12年(1635年)に初代結城孫三郎が江戸の葺屋町に旗揚げ以来、現在の十三代目結城孫三郎まで380年以上の歴史を持つ日本唯一の伝統ある糸あやつり人形劇団です。
結城座は葺屋町に幕府公認の座として常打ち小屋を持ち活動していました。当初、説経節で興行していましたが、いち早く義太夫節に転向し、次々に新しい作品を発表していきました。
その代表といえるのが、1785年結城座に書き下ろされた「伽羅先代萩」です。この作品は、歌舞伎でも文楽でも度々上演される人気演目です。他にも、かの有名な平賀源内も「前太平記古跡鑑」「荒御霊新田神徳」等を書き下ろしています。
その後「天保の大改革」によって、市村座、中村座、河原崎座の歌舞伎三座と、手あやつりの薩摩座、そして糸あやつりの結城座、これら江戸五座が浅草猿若町に引っ越し、華やかな芝居町として賑わっていました。
しかし、明治維新とともに浅草猿若町にはそれらの劇場もなくなり、薩摩座は姿を消し、歌舞伎の三座も座元の名のみ継承され、現在「座」として存続するのは結城座のみとなりました。
現在では「伝統と革新、古典と新作の両輪」を活動指針に掲げ、古典公演はもとより、新作・写し絵・海外公演等、日本はもとより世界数十か国に及ぶ公演を重ねています。
近年では、海外とのコラボレーションによる国際共同制作にも積極的に取り組み、日本文化の啓発普及に努めています。

●昭和31年、東京都の無形文化財に指定
●平成8年、国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選定
●芸術祭文部大臣賞、東京都知事賞(2回)、ベオグラード国際演劇祭 特別賞・自治体賞受賞
●故十代目結城孫三郎:紫綬褒賞、勲四等瑞宝章、文化財功労者賞 等

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