小金井 宮地楽器ホール

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【イベントレビュー】開館10周年記念 ピアノ・フェスティバル「ピアノ! ぴあの!! PIANO!!!」 ショパンとリストの名曲ベスト10

小金井 宮地楽器ホール開館10周年のクライマックスとして2/23~26にピアノ・フェスティバル「ピアノ! ぴあの!! PIANO!!!」を開催しました。
その名の通り、ピアノ尽くしの4日間、ピアノにフォーカスした大小さまざまなコンサートやイベントが催され、赤ちゃんから大人まで、多くの人で賑わいました。

そのピアノ・フェスティバルの後半のハイライトの一つとして、
皆様の投票で選ばれた、珠玉の名曲が並んだ貴重なピアノコンサート「ショパンとリストの名曲ベスト10」を開催しました。

このコンサートは、ピアノの永遠の2大巨頭である、ショパンとリストの作品の中から、事前に投票形式でリクエストを募り、選ばれたベスト10をランキング形式にして、
スペシャリストの高橋多佳子さんと近藤嘉宏さんが演奏するというなんとも贅沢な内容。

まずは、ショパン〈舟歌〉を近藤さんが複雑でありながら優美な旋律を披露し、
続くリスト〈コンソレーション(慰め) 第3番〉を高橋さんが深く染み入る音色で会場の空気を包み込みました。
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演奏が終わったあとは文筆家で文化芸術プロデューサーの浦久俊彦さんがナビゲーターとなってのトークタイム。
ピアニストの紹介後、小金井は初めてですか?との質問に
近藤さんは「近隣のお店ではよく買い物するけどホールは初めてで楽しみです」
高橋さんも「初めてですが素敵なホールで大好きになりました」とのことで、
アットホームな雰囲気の中でトークが繰り広げられました。
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お二人の人柄が垣間見える楽しいトークの後は演奏が続きます。
近藤さんがショパン〈革命のエチュード〉を、高橋さんがショパン「ノクターン 第2番」を、
再び近藤さんがリスト〈ハンガリー狂詩曲 第2番〉を。
誰もが知っている名曲ばかりを演奏するというのは、ピアニストにとっては大変な緊張感を要すると
浦久さんも説明していましたが、素晴らしい演奏の連続で観客を引きつけました。

次のトークタイムでは日本が誇る、ショパンとリストのスペシャリストであるお二人ならではの視点でのお話もあり、客席の皆さんも興味津々。
和やかな雰囲気で前半が終了しました。

休憩をはさんで後半は、いよいよベスト5の発表!
ショパン〈バラード 第1番〉(高橋さん)、ショパン〈幻想即興曲〉(近藤さん)
リスト〈愛の夢第3番〉(高橋さん)が次々と演奏され、残すは待望の第1位。

リストの第1位〈ラ・カンパネラ〉を近藤さんが、美しい鈴のような音色から、重厚な鐘の荘厳さを圧巻の表現力で魅せ、力強さ溢れる演奏を披露。
ショパンの第1位〈英雄ポロネーズ〉は、高橋さんの華麗でかつ壮大な音色がホール内に響き渡りました。
2人の演奏に一気に会場の高揚感が高まり、拍手大喝采のうちに終演しました。
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終演後のアンケートでは
「知っている曲が多くとても楽しめました」
「ベテラン2人の共演、すばらしかったです」
などのお声をいただきました。

終演後は小金井市キャラクターのこきんちゃんと一緒に記念写真。
素晴らしい演奏はもちろん、3人のお話も、とても楽しかったです。
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■公演の様子は、3名の「こがねいジュニア特派員」もレポートしてくれています。 ぜひご覧ください。
【こがねいジュニア特派員 イベントレポート vol.28】
【こがねいジュニア特派員 イベントレポート vol.29】
【こがねいジュニア特派員 イベントレポート vol.30】

(公演写真:藤本史昭)

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