7歳までアムステルダムに在住。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースで学ぶ。辰巳明子氏に師事。第48回全日本学生音楽コンクール全国大会中学生の部第1位、第68回日本音楽コンクール第2位など受賞多数。
02年、『愛のあいさつ』でCDデビューを飾り、一躍楽壇の注目を集める。以来Avex Classicsより数々のCDをリリース。近年は渡辺香津美や小沢健二らの新作レコーディングに参加。国内の主要オーケストラや、世界各国のオーケストラとの共演を多数重ねている。「ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン」「富士山河口湖音楽祭」をはじめ、国内の音楽祭に多数参加。
リサイタル活動の傍ら「キッズのためのはじめての音楽会」をプロデュース。自身のライフワークとして位置付け、長年に渡り全国各地で上演を続けている。クラシックのみならず、ジャズ、タンゴ、アイリッシュトラッドなど様々なユニットに参加。その瑞々しい演奏はジャンルの垣根を越えた魅力を放つ。また国内の気鋭の弦楽器奏者たちで構成された「奥村愛ストリングス」としても活発に活動。自然体なトークも好評を得ており、テレビやラジオへの出演も多い。
桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。使用楽器は1738年イタリア製のカミロ・カミリ。2022年、デビュー20周年を迎える。
公式Facebookページhttps://www.facebook.com/aiokumuraofficial
【奥村さんからのコメント】
元々父が使っていた楽器でした。
高校生の頃、コンクールを受けるのにちょっとだけ借りる予定が気づけばもう30年弱経ってしまいました。笑
華やかさを持ちつつも温かい音色が大好きです。
小ぶりな楽器ですが、小柄な私にはサイズ感もぴったり。
何よりもこの約30年間、少しづつ少しづつ私好みの音色に進化し続けてくれているところが弾いていてとっても楽しいんです。
この世に誕生してから284年。この楽器がどこで誰にどんな曲を弾かれてきたかは知るすべもありませんが、カミリーが辿ってきた
音楽の歴史を振り返ってみたいと思います。
声優。代表作は、吹き替えでは、「ワンダーウーマン(ダイアナ)」、「マクマホン・ファイル(エレナ・マクマホン)」、「オーシャンズ8(ダフネ・クルーガー)」、「プリティ・プリンセス(アミーリア)」、「ダウントンアビー(メアリー)」、「ブラックリスト(エリザベス・キーン)」、「私の起源は49日(ソン・イギョン)」、「ゴシップガール(セリーナ)」など。
アニメでは、「機動戦士ガンダムUC(マリーダ・クルス)」、「TIGER&BUNNY(アニエス・ジュベール)」、「約束のネバーランド(イザベラ)」、「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース(マレーナ)」、「真・中華一番(シャン)」「レイチェルのおうちごはん(レイチェル・クー)」
など。
ゲームでは、「バイオハザード(クレア・レッドフィールド)」、「トゥームレイダー(ララ・クロフト)」など。
舞台では、「ハムレット(オフィーリア)」、「ヴェローナの二紳士」、「夏の夜の夢」、「十二夜」など。賢プロダクション所属。
河野紘子 ピアノ
札幌市出身。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を経て同大学研究科を修了。高校卒業演奏会、大学ピアノ卒業演奏会に出演。
永井礼子・阿部美果子・伊藤恵各氏に師事。
これまでに「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」「庄内国際ギターフェスティバル」「東京・春・音楽祭」などの音楽祭に出演。
2020年には水戸芸術館主催「池辺晋一郎の肖像」に出演。その時の演奏(表題作とピアノソロ曲「大地は蒼い一個のオレンジのような‥」)は池辺晋一郎 室内楽作品集Ⅲ「さんごじゅの花」に収録されている。
テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」やBS-TBS「日本名曲アルバム」などメディアでの出演も多数。
声楽・器楽などとのアンサンブルに定評があり、福田進一、波多野睦美、小林沙羅 各氏や多くのアーティストとの共演を重ねている。小林沙羅氏のCDアルバムをはじめ、合唱団との録音も多数。
2019年には小林沙羅、波多野睦美、坂下忠弘 各氏をゲストに迎え、歌曲とピアノソロを交えたセルフ・プロデュースコンサート「詩が音をまとう時」を企画。
桐朋学園大学声楽科嘱託演奏員、二期会研修所ピアニスト、現在はNHKカルチャーセンター青山教室講師を務める。
また。ドラマ・映画と大ヒットを記録した「のだめカンタービレ」の主人公(上野樹里)の手・音の吹き替え、現場での指導を担当。
2007年に公開された映画「神童」でも主人公(成海璃子)の手の吹き替えを担当。
また「コード・ブルー 3rd SEASON」で天野奏役(田鍋梨々花)のピアノ指導を担当するなど、多方面へ活動の幅を広げている。
岡本拓也 ギター
10歳よりギターを始め、ウィーン国立音楽大学にてアルバロ・ピエッリ各氏に師事。2018年、同大学院修士課程を満場一致の最優秀成績で修了。歴史的演奏法をインゴマー・ライナー、リュート演奏法をルチアーノ・コンティーニ各氏のもとで学ぶ。これまで福田進一、大萩康司、デヴィッドラッセル、ライナーキュッヒル各氏のマスタークラスにおいても大きな影響を受けている。
2009年、GLC全国学生ギターコンクール、ジュニアギターコンクール、クラシカルギターコンクールに於いて最優秀賞受賞。
2010年、ヤマハ音楽奨学生、第9回千葉市芸術文化新人賞受賞、東京国際ギターコンクール第2位。
2018年、浜松市文化振興財団主催のアクト・ニューアーティストシリーズに出演し、同年、今日世界最高峰レベルのスペイン・アルハンブラ国際ギターコンクールにて第2位を受賞。
ファーストアルバム「7つの指輪 ~Sete Aneis~」(2019)、ギタリスト福田進一氏の若手ディスカバリーシリーズでリリースしたアルバム「One」(マイスターミュージック2021)はともにレコード芸術特選盤となる。
これまでにウィーン・フォーラム国際ギターフェスティバルをはじめ、オーストリア、ハンガリー、ルーマニアやセルビアの国際ギターフェスティバルに招待されマスタークラスやリサイタルを行う。 ソロや室内楽の他、2015年結成したギター四重奏「タレガ・ギターカルテット」(松田弦・朴葵姫・徳永真一郎・岡本拓也)のメンバーとしても活動範囲を日本全国に広げつつある。