夏休みが始まり、猛烈な暑さもやってきた7月30日、今年度最初の主催公演「演劇 ウラシマコタロウ」を開催しました。
『浦島太郎』と言えば、浦島太郎が助けた亀に連れられて竜宮城へ行き、地上に戻ってもらった玉手箱を開けると…
という、日本人ならば誰もが知る昔ばなしですが、『ウラシマコタロウ』はそれを現代版にリメイクした、私たちにも身近な友情と感動のお話でした。
学校、いじめ、家族、友達…いろんな悩みで元気をなくしている小太郎くんは、ある日、1匹の亀に助けられ、種を超えて友達になります。
亀は小太郎を元気づけようと竜宮城へと連れていき、豪勢なごちそうとエンターテインメントショーでもてなし、小太郎は夢のようなときを過ごします。
このショーで素晴らしいパフォーマンスを披露してくれたのは、小金井で活動する
「HIPHOP☆STARS」「メガロス武蔵小金井 キッズ空手」「カジキタドリーム」の皆さん。
日頃の練習の成果とチームワーク、それぞれの個性が光る素晴らしいステージに、小太郎くんも客席も大いに盛り上がりました。
そこで楽しい日々を過ごしますが、ある時、元の世界を思い出して帰ることに。
玉手箱をもらって地上に戻った小太郎を客席の誰もが固唾をのんで見守る中、小太郎は玉手箱を開けてしまいます…。
衝撃の展開と真実に、見る人それぞれに、さまざまな思いを巡らせたことでしょう。
この『ウラシマコタロウ』は、絵本(電子書籍)にもなっています。
今回は、公演にさきがけて、特定非営利活動法人 遊び・文化NPO小金井こらぼさんのご協力のもと、
絵本の読み聞かせ会やワークショップも開催し、たくさんの皆さんにご参加いただきました。
関連企画にご参加くださった皆さま、ご協力くださった関係各位、舞台にご出演くださった参加団体の皆さま、
そしてご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
これからも、子どもから大人まで、地域の皆さまとともに喜びと感動を分かち合えるような企画や取り組みを、ジャンルを越えて継続して参ります。
昨年、参加者からも読み手からも大好評だった「こがねいジュニア特派員」。
今年度も新メンバーが任命され、公演の様子を取材・レポートしてくれます。今年の特派員の活躍にも、ご期待ください!
【こがねいジュニア特派員 イベントレポート vol.1】
【こがねいジュニア特派員 イベントレポート vol.2】
公演写真:藤本史昭