
【イベントレビュー】防災訓練コンサート
11/19(水)、コンサートの途中で地震・火災が発生という想定で、出演者やご来場のみなさまにも避難訓練に参加いただく「防災訓練コンサート」を行いました。
小金井市在住の防災士、“ヘルメット隊長”こと青木紘子さんのナビゲートで開演し、まずは当館の防火管理者、自衛消防隊長を務める所長より「防災訓練コンサート」の企画意図や訓練の流れをご説明。
そして、開館当初より続く「こがねいガラ・コンサート」の中心メンバーによる室内楽ユニット“ムジカこがねい”による演奏が始まり、「剣闘士の入場」、「作曲家メドレー」を楽しんでいると、轟音とともに明かりが大きく揺れ、地震発生!
演奏は中断、主催の責任者が「頭を低くして身を守る姿勢を」と客席に呼びかけ、出演者も舞台袖へ避難するよう促します。
地震が収束すると安全確認中である旨の全館放送が流れます。当館は、耐震設計で建てられているため、地震が起きても慌てて飛び出さないことが重要です。
続いて、火災感知器が作動したという自動放送、全館放送が流れ、避難誘導員はホワイエや舞台袖に備え付けのビブスと誘導旗をさっと身に着けて配置へと急ぎます。
誘導員が配置につき、会場のみなさまの様子を見ながら、「次の指示までお待ちください」「避難の準備をしてください」などのお声がけをしていると、けたたましいサイレンと火災断定の自動放送が流れ、一層の緊迫感が!
全館放送および主催者から「係員の指示に従い、慌てず、近くの扉からイトーヨーカドー前のフェスティバルコートに避難してください。煙が立ち込めています。口元にハンカチをあてて、避難してください」との指示が出て、みなさんが一斉に動き始めます。

急ぐ気持ちを抑えて譲り合って進んでいただいたおかげで、全員無事にフェスティバルコートへ避難することができました。各区画の誘導責任者が、自衛消防隊長に避難完了報告を行い、自衛消防隊長が消防隊員へ引き継ぎを行い、避難訓練の全工程が完了しました。
休憩をはさんで、小金井消防署予防課長のお話から後半がスタート。

ヴァイオリンの奥村 愛さんからも、「演奏者として避難訓練したのは初めてでした」「家の防災グッズも見直そうと思いました」などのお話がありつつ、改めて「作曲家メドレー」から、コンサートの再開です。
バッハに始まり、モーツァルト、ベートーヴェン、チャイコフスキーなどの名曲が紡がれ、心地よい響きに包まれました。
続いては、超絶技巧で有名なモンティ作曲「チャルダッシュ」を奥村さんのソロで披露。大喝采となりました。
市制施行60周年を記念して作られた小金井市歌「光さす野辺」、小金井市民愛唱歌「夢見る街」では、杉本真木さんのオーボエが、美しい旋律をより際立たせ、しみじみとした幸福感が会場に満ちていくようでした。
最後の曲は楽しい「世界音楽旅行」。ラ・クンパルシータ(アルゼンチン)~コロブチカ(ロシア)~茶色の小瓶(アメリカ)~コーヒー・ルンバ(スペイン)~ソーラン節(日本)と、音楽で世界を巡り、終演となりました。
終演後は、関連企画の小金井消防署による展示や水消火器体験も賑わいました。
平日の昼間にも関わらず多くの方にご来場いただき、有意義な訓練となりましたことを感謝申し上げます。また、このレポートを読んでいただきましたみなさま、ありがとうございました。
ご家庭や職場など、周りの方々と防災について話すきっかけとなりましたら幸いです。
[出 演]
(写真上段左より)
・阪田宏彰(ムジカこがねい/チェロ)
・青木紘子(ヘルメット隊長/防災士)
・山本翔平(ムジカこがねい/ヴァイオリン)
(写真下段左より)
・杉本真木(ムジカこがねい/オーボエ)
・奥村 愛(ムジカこがねい/ヴァイオリン)
・金 孝珍(ムジカこがねい/ヴィオラ)
(写真:友澤綾乃/当館スタッフ)
本日の演奏曲目
本日の演奏曲目は以下の通りです。
♪フチーク:剣闘士の入場
♪バッハ:トッカータとフーガ
♪作曲家メドレー
(トッカータとフーガ ~ アイネ・クライネ・ナハトムジーク
~ 交響曲 第5番『運命』 より~ ハンガリー舞曲 第5番
~ 『白鳥の湖』より「情景」 ~ 亜麻色の髪の乙女
~ モンタギュー家とキャプレット家 ~ 組曲『道化師』より「ギャロップ」)
♪深見麻悠子:小金井市民愛唱歌「夢見る町」
♪モンティ:チャルダッシュ
♪信長貴富:小金井市歌 「光さす野辺」
♪世界音楽旅行
(ラ・クンパルシータ ~ コロブチカ ~ 茶色の小瓶
~ コーヒー・ルンバ ~ ソーラン節)
[アンコール]
♪ソーラン節
ご来場ありがとうございました。

11/19(水)、コンサートの途中で地震・火災が発生という想定で、出演者やご来場のみなさまにも避難訓練に参加いただく「防災訓練コンサート」を行いました。
小金井市在住の防災士、“ヘルメット隊長”こと青木紘子さんのナビゲートで開演し、まずは当館の防火管理者、自衛消防隊長を務める所長より「防災訓練コンサート」の企画意図や訓練の流れをご説明。
そして、開館当初より続く「こがねいガラ・コンサート」の中心メンバーによる室内楽ユニット“ムジカこがねい”による演奏が始まり、「剣闘士の入場」、「作曲家メドレー」を楽しんでいると、轟音とともに明かりが大きく揺れ、地震発生!
演奏は中断、主催の責任者が「頭を低くして身を守る姿勢を」と客席に呼びかけ、出演者も舞台袖へ避難するよう促します。
地震が収束すると安全確認中である旨の全館放送が流れます。当館は、耐震設計で建てられているため、地震が起きても慌てて飛び出さないことが重要です。
続いて、火災感知器が作動したという自動放送、全館放送が流れ、避難誘導員はホワイエや舞台袖に備え付けのビブスと誘導旗をさっと身に着けて配置へと急ぎます。
誘導員が配置につき、会場のみなさまの様子を見ながら、「次の指示までお待ちください」「避難の準備をしてください」などのお声がけをしていると、けたたましいサイレンと火災断定の自動放送が流れ、一層の緊迫感が!
全館放送および主催者から「係員の指示に従い、慌てず、近くの扉からイトーヨーカドー前のフェスティバルコートに避難してください。煙が立ち込めています。口元にハンカチをあてて、避難してください」との指示が出て、みなさんが一斉に動き始めます。

急ぐ気持ちを抑えて譲り合って進んでいただいたおかげで、全員無事にフェスティバルコートへ避難することができました。各区画の誘導責任者が、自衛消防隊長に避難完了報告を行い、自衛消防隊長が消防隊員へ引き継ぎを行い、避難訓練の全工程が完了しました。
休憩をはさんで、小金井消防署予防課長のお話から後半がスタート。

ヴァイオリンの奥村 愛さんからも、「演奏者として避難訓練したのは初めてでした」「家の防災グッズも見直そうと思いました」などのお話がありつつ、改めて「作曲家メドレー」から、コンサートの再開です。
バッハに始まり、モーツァルト、ベートーヴェン、チャイコフスキーなどの名曲が紡がれ、心地よい響きに包まれました。
続いては、超絶技巧で有名なモンティ作曲「チャルダッシュ」を奥村さんのソロで披露。大喝采となりました。
市制施行60周年を記念して作られた小金井市歌「光さす野辺」、小金井市民愛唱歌「夢見る街」では、杉本真木さんのオーボエが、美しい旋律をより際立たせ、しみじみとした幸福感が会場に満ちていくようでした。
最後の曲は楽しい「世界音楽旅行」。ラ・クンパルシータ(アルゼンチン)~コロブチカ(ロシア)~茶色の小瓶(アメリカ)~コーヒー・ルンバ(スペイン)~ソーラン節(日本)と、音楽で世界を巡り、終演となりました。
終演後は、関連企画の小金井消防署による展示や水消火器体験も賑わいました。
平日の昼間にも関わらず多くの方にご来場いただき、有意義な訓練となりましたことを感謝申し上げます。また、このレポートを読んでいただきましたみなさま、ありがとうございました。
ご家庭や職場など、周りの方々と防災について話すきっかけとなりましたら幸いです。
[出 演]
(写真上段左より)
・阪田宏彰(ムジカこがねい/チェロ)
・青木紘子(ヘルメット隊長/防災士)
・山本翔平(ムジカこがねい/ヴァイオリン)
(写真下段左より)
・杉本真木(ムジカこがねい/オーボエ)
・奥村 愛(ムジカこがねい/ヴァイオリン)
・金 孝珍(ムジカこがねい/ヴィオラ)
(写真:友澤綾乃/当館スタッフ)
本日の演奏曲目は以下の通りです。
♪フチーク:剣闘士の入場
♪バッハ:トッカータとフーガ
♪作曲家メドレー
(トッカータとフーガ ~ アイネ・クライネ・ナハトムジーク
~ 交響曲 第5番『運命』 より~ ハンガリー舞曲 第5番
~ 『白鳥の湖』より「情景」 ~ 亜麻色の髪の乙女
~ モンタギュー家とキャプレット家 ~ 組曲『道化師』より「ギャロップ」)
♪深見麻悠子:小金井市民愛唱歌「夢見る町」
♪モンティ:チャルダッシュ
♪信長貴富:小金井市歌 「光さす野辺」
♪世界音楽旅行
(ラ・クンパルシータ ~ コロブチカ ~ 茶色の小瓶
~ コーヒー・ルンバ ~ ソーラン節)
[アンコール]
♪ソーラン節
ご来場ありがとうございました。