小金井市観光大使でもあるイラストレーター、キン・シオタニさんによる『こがねい さんぽライブ』を開催しました。



◆ライブドローイング
キンシオさんのライブドローイングで幕開けです。
流れるような筆ペンの手さばきで、「KOGANEI CITY」の文字からいろいろな人のイラストが次々と描かれます。途中でカメラの顔認証がイラストに反応するたびに、キンシオさんが（お、どこまで反応するかな？）と手探りで描き方を調整する様子に、客席からも笑いが起こり、会場は一気に和やかな雰囲気に。



◆プライベートトーク
「詩人」志望から「絵描き」に方向転換した話し、旅の話、仕事の裏話などたっぷり披露。観客に気軽に話しかけながら進む、ユーモアたっぷりのキンシオワールド全開でライブは盛り上がります。
20歳まで過ごした小金井の話では、北口の住宅地に住んでいた頃、近くにあったお店のことや、登下校中に坂で遊んだ話をしてくれました。「あの坂の地形は仙川（せんかわ）が作った谷なんですよね」という話から後半は小金井を源流とする川、仙川についてのトークが繰り広げられました。



◆川の魅力を語る
キンシオさんが小冒険のように歩いて撮影した271枚の写真がスクリーンに映し出され、仙川の上流端から世田谷区で野川に合流する地点までを分かりやすく語ってくれました。自由に流れる「野川」と、管理されて人工的な「仙川」の違いも、キンシオさん独自の洞察力で川の魅力を存分に伝えてくれました。



ライブ終演後には、キンシオさん自らがグッズ販売をされ、朗らかなお人柄に直接触れることができました。



公演終了後、お客様からは「このようなスタイルのライブは初めての経験でしたが、軽快なトークと絵の素晴らしさもあってとても楽しかったです」「キンシオさんのさんぽライブが大好き。キンさんの育った街、仙川歩いてみたいです」などのお声をいただきました。

ご来場いただきましたみなさま、レビューをお読みいただいたみなさま、ありがとうございました。

■公演の様子は、小学生の「こがねいジュニア特派員」もレポートしてくれています。こちらもぜひご覧ください。
【こがねいジュニア特派員　イベントレポート vol.8】
【こがねいジュニア特派員　イベントレポート vol.9】

（公演写真：藤本史昭）