江戸時代の寛永12 年(1635 年)に初代結城孫三郎が旗揚げ。380 年を超える歴史をもつ日本唯一の伝統的な「江戸糸あやつり人形」の劇団。
作品は、歴史ある「古典公演」にとどまらず、書き下ろしや翻訳による「新作公演」も手がけ、「江戸写し絵」を挿入する等、新しい手法を用いて結城座独特の舞台空間を創造している。活動は国内にとどまらず、ヨーロッパや中近東、東南アジアやアメリカなど、世界各国で海外公演を行い好評を博している。これまでの取り組みを評価され「芸術祭文部大臣賞」「東京都知事賞」「紫綬褒章」「勲四等瑞宝賞」「文化財功労者賞」などを受賞するほか、「国記念選択無形民俗文化財」「東京都無形文化財」の指定を受けている。