●ヒュー・モーガン(Hue Morgan/トランペット)
バーゼル交響楽団首席ソロ・トランペット奏者
プラハの春国際音楽コンクール、エルスワース・スミス国際トランペットコンクールで優勝。ソリストとしてBBCウェールズ交響楽団、ノーザン・シンフォニア、アイルランド室内管弦楽団、ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団、ハンブルク・カメラータ、ヨーロッパ連合室内管弦楽団と協演する他、ロンドン交響楽団、ロイヤル・オペラハウス管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団には定期的に出演している。
●サイモン・コックス(Simon Cox/トランペット)
オーロラ管弦楽団首席奏者/セプトゥーラ共同芸術監督
ロンドンのプレイヤーによって結成された新進の室内オーケストラ、オーロラ管弦楽団の首席トランペット奏者であり、英国の主要なオーケストラの多くと定期的に演奏している。ロンドン大学キングス・カレッジおよび王立音楽院で学んだあと、ヘルシンキ・フィルのメンバーを3年務めた。その後、王立音楽院で博士号を取得し、金管七重奏『セプトゥーラ』を2012年に創設した。マシュー・ナイトとともに芸術監督を務める。
●アラン・トーマス(Alan Thomas/トランペット)
BBC交響楽団首席奏者
バーミンガム市交響楽団の首席奏者を経て、2013年よりBBC交響楽団の首席トランペット奏者に就任。王立音楽院で教授をつとめ、バーミンガム音楽院でも教鞭を執っている。
●マシュー・ナイト(Matthew Knight/トロンボーン)
ロイヤル・フィルハーモニー副首席奏者/セプトゥーラ共同芸術監督
英国のほとんどのオーケストラと共演した他、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、アカデミー室内管弦楽団などで客演指揮者として活躍。グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団のメンバーを経て、王立音楽院で学んだ。サイモン・コックスとともに共同芸術監督を務める。
●ピーター・ムーア(Peter Moore/トロンボーン)
ロンドン交響楽団副首席奏者
2008年12歳でBBC若手音楽家コンクール最年少優勝。18歳でロンドン交響楽団副首席奏者に就任。オーケストラとの共演や、リサイタルにも多く出演している。2017-18シーズンは、中国、コロンビアでのソロ・ツアーを行い、その後、ロンドンのウィグモアホールでは、武満徹の「ファンタズマ・カントスⅡ」をBBCウェールズ交響楽団と共演。現代を代表するトップトロンボーン奏者のひとりである。
●ダニエル・ウェスト(Daniel West/バス・トロンボーン)
カナダ生まれ。王立音楽院で学んだ後、英国をはじめヨーロッパの主要オーケストラでバスあるいはコントラバストロンボーン奏者として、数多くのコンサートや録音に参加。とくに、ロンドンのウェストエンドで上演が続くミュージカル『オペラ座の怪人』には、長年出演を重ねている。現在は、多才なフリー・ミュージシャンとしての地位を確立している。
●サーシャ・コウシュク=ヤラリ(Sasha Koushk-Jalali/テューバ)
王立音楽院で学んだ後、数多くの公演に出演している。現在は、ロンドンを拠点にフリー・ミュージシャンとして多岐に活躍している。セプトゥーラの低音を支える欠かせない存在。