日本を代表するピアニスト前田憲男、佐藤允彦、故・羽田健太郎によって1988年に結成。
前田憲男のアレンジで、クラシックからジャズ、ポップスまで幅広いレパートリーを持つ。
サントリーホールでの定期公演をはじめ、各地で好評を博していたが、2007年羽田健太郎の逝去により、
08年のサントリーホール「ラストコンサート」を最後に惜しまれつつ活動を終了。
17年、羽田健太郎の没後10年。18年、トリプルピアノ結成30年を機に「1年限り」で復活する。
●前田 憲男 Norio Maeda(ジャズピアニスト、作・編曲家)
独学でピアノを習得し、高校卒業とともにプロのジャズピアニストとして活動を開始。
1957年から名門「ウエストライナーズ」に在籍。75年、「11PM」、77年~「サウンド・イン・S」の音楽監督を担当。80年にはウインドブレイカーズを結成。その他、「ミュージック・フェア」「ザッツ・ミュージック」「題名のない音楽会」などの人気番組の音楽を担当し、自己のトリオの演奏やポップスコンサートの客演指揮など、多彩な活動を展開する。
83年、ジャズ界の最高賞「南里文雄賞」「最優秀編曲賞」、2014年「文化庁長官表彰」など多数の受賞歴を持つ。
●佐藤 允彦 Masahiko Sato(ジャズピアニスト、作・編曲家)写真
米国バークリー音楽院に留学、作・編曲を学ぶ。帰国後、初のリーダー・アルバム『パラジウム』でスイングジャーナル誌「日本ジャズ賞」受賞。その後も、数々のアルバムを制作し、国際的にも高い評価を得ている。さらに、世界各地で開催されているジャズ・フェスティバルへも出演、国内外での活動は常に注目を集めている。また、作・編曲家として、テレビ番組、映画、CMも手がけている。1997年には自己のプロデュース・レーベル〈BAJ Records〉を創設し、ピアノ・ソロ・シリーズや、バッハをモティーフにした佐藤允彦トリオ『巴翁戯楽』を発売するなど、多彩な活動を展開する。
【ホームページ】 http://www.mmjp.or.jp/m_satoh/
●国府 弘子 Hiroko Kokubu (ジャズピアニスト、作・編曲家)
2017年にデビュー30周年を迎え、自己のトリオやソロピアノでの演奏会、オーケストラとの競演まで幅広い活動で、全国的な人気を集めるピアノ界のスーパーレディ。常に様々なチャレンジに挑み、音楽の喜びと躍動、そして安らぎにあふれるピアノの魅力で人々の心を捉えている。音色の贅を極めたソロアルバム『ピアノ一丁!』に続き、岩崎宏美×国府弘子のデュオ作品『ピアノ・ソングス』が好評。これまでに日米で23作品を発表した。尚美音楽学園、平成音大客員教授。
【オフィシャル・ホームページ】 http://kokubuhiroko.net/