林 美智子(メゾ・ソプラノ)
東京音楽大学卒業。桐朋学園大学研究科、二期会オペラスタジオ、新国立劇場オペラ研修所第1期修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてミュンヘンに留学。2003年国際ミトロプーロス声楽コンクール最高位入賞。第5回ホテルオークラ音楽賞受賞。二期会、新国立劇場を中心に数多くのオペラに出演、15年には紀尾井ホールにて「オリンピーアデ」のアルジェーネ、日生劇場にて「ドン・ジョヴァンニ」エルヴィーラ役と、初役に挑み卓越した歌唱と抜群の存在感を示した。チョン・ミョンフン、パーヴォ・ヤルヴィなど国内外の指揮者と主要オーケストラに共演を重ね、人気、実力ともに群を抜くメゾ・ソプラノとして活躍する。CDは、「赤と黒」「地球はマルイぜ~武満徹:SONGS」、「ベル・エクサントリック~林美智子ベル・エポック歌曲集」をリリース。
オフィシャル・ホームぺージ:https://hayashimichiko.themedia.jp/
望月 哲也(テノール)
東京藝術大学卒業。同大学院オペラ科修了後、文化庁派遣芸術家在外研修員としてウィーン国立音楽大学研究課程リート・オラトリオ科に留学。二期会/ハンブルグ州立歌劇場共同制作『皇帝ティトの慈悲』題名役で高い評価を得、新国立劇場『魔笛』タミーノ、びわ湖ホール/神奈川県民ホール『ラ・ボエーム』ロドルフォ等で活躍。18年3月びわ湖ホール『ワルキューレ』にジークムントで出演予定。コンサートでは、「マタイ受難曲」のエヴァンゲリスト等とりわけ宗教曲で定評があり、そのレパートリーは30作品以上にもわたる。17年より白寿ホールにおいてシューベルト三大歌曲シリーズがスタートし、「冬の旅」に続き18年は「美しき水車小屋の娘」を予定。CDは《ひそやかな誘い~R.シュトラウス歌曲集》(マイスター・ミュージック)等をリリース。また注目の男声ユニット“IL DEVU”のメンバーとしても活躍し、日本コロムビアより《NUKUMORI》等をリリース。二期会会員
福田進一(ギター)
大阪生まれ。1977年に渡仏。パリ・エコールノルマル音楽院を首席で卒業。1981年パリ国際ギターコンクールでグランプリ優勝。以後35年、ソロ・リサイタル、主要オーケストラとの協演、超一流ソリストとの共演を重ね、世界を舞台に意欲的な活動を展開。2017/18年シーズンには、スペイン、ロシア、北米へのツアーが予定されている。ディスコグラフーはすでに90枚を超え、スペイン音楽第2集「セビリア風幻想曲」が、平成15年度第58 回文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞。14年にはナクソス・レコードより「日本のギター音楽シリーズ」をワールドワイドでリリース開始。演奏活動の傍ら、教育活動にも力を注ぎ、現在、上海音楽院、大阪音楽大学、広島エリザベト音楽大学、昭和音楽大学の客員教授を務める。07年度、日本の優れた音楽文化を世界に紹介した功績により外務大臣表彰を受賞。11年度第62回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。東京国際、イタリア・アレッサンドリア国際、GFA(全米)国際、ポーランド・ヴロツワフ・ギターマスターズなど、名だたる国際ギターコンクールの審査員を歴任。
佐久間由美子(フルート)
東京藝術大学附属音楽高校よりパリ国立音楽院に入学。同校を満場一致のプルミエ・プリを得て卒業。1983年、ランパル国際コンクール第1位、およびジョゼフ・ランパル賞を受賞。84年、ボルドー国際フェスティヴァル金メダル受賞。1985年、第1回神戸国際フルートコンクール第2位入賞。以後、N響をはじめ、国内のほとんどの主要オーケストラと共演を重ねる。また、数多くのフルート室内楽作品を積極的に紹介するなど、フルート音楽の可能性を探る意欲的な活動が高く評価され、我が国を代表するフルーティストとして常に大きな注目を集めている。「オイロス・アンサンブル」メンバー。CD「パリの息吹」、「20世紀のソナタ」をリリース。オイロス・アンサンブルとしても多くのCDを発表している。1992年、モービル音楽賞奨励賞受賞。
現在、国立音楽大学及び同大学院客員教授。