ミュンヘン国立音楽大学大学院修了(オーボエ専攻)。1986年からシュトゥットガルト・ フィルハーモニー管弦楽団の第1オーボエ奏者を経て、90年からNHK交響楽団首席オーボエ奏者。多数のCDをリリースして注目を集める。96年から指揮活動に入り、オーケストラの楽器や、バッハの教会音楽、ベートーヴェンのシンフォニーなどの解説コンサートで全国的に活躍。若手在京プレーヤーを中心とした「もぎオケ管弦団」(コンサートマスター:永峰高志)を率いてライブCDも発売するほか、現在までに仙台フィルハーモニー管弦楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、東京フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、広島交響楽団、九州交響楽団など多数の団体を指揮している。2009年より東京音楽大学、および大学院にて指揮実技、音楽理論、スコアリーデイングなどを学び、13年卒業。指揮を故岩城宏之、および外山雄三、広上淳一、田代俊文、三河正典の各氏に師事。二ノ宮知子「のだめカンタービレ」原作に取材協力、ドラマ、アニメ、映画では「クラシック監修」と俳優の演奏演技指導などを担当した。執筆でも知られ、「オーケストラ楽器別人間学」(新潮文庫)など多数の著書がある。最新刊はドイツ語単語からの連想エッセイ「アイネクライネなわが回想」(幻戯書房)。小金井市在住