東京大学英文科卒。
ヘンデル研究・オラトリオ研究、声楽家の言語指導(ドイツ語、英語、ラテン語)、対訳・字幕に従事。
オラトリオの歴史やオペラ・オラトリオの政治史的解釈に関する執筆・講演で好評を博す。
言語指導は桐朋学園大学、国立音楽大学大学院、東京室内歌劇場、諸合唱団等で行ない、音声学に根ざした科学的な指導に定評がある。
著書・訳書に『ミサ曲・ラテン語・教会音楽ハンドブック』、『歌うドイツ語ハンドブック』、『ヘンデル 創造のダイナミズム』(共訳)など。
日本音楽学会、日本ヘンデル協会、日本イタリア古楽協会会員。新国立劇場オペラ研修所講師。
桐朋学園大学卒業後、同校アンサンブル・ディプロマコース修了。
在学中より演奏活動を始め、全国各地でコンサートや学校公演等に携わる傍ら、オペラ制作現場に欠かせない音楽スタッフとして、数々の公演を成功に導いている。クラシックにこだわらない様々なジャンルの現場での演奏活動も多く、鋭くも温かな感性に裏打ちされた演奏は、信頼できる共演者として、多くのアーティスト達より絶大な信頼を得ている。
多様な共演者とのCD録音にも携わり、7つのジャンルからの選曲アルバム「Voices 」Ⅰ~Ⅳ(メゾソプラノ・郡愛子)を始め、ビクター「近代歌曲選集」、「今ここに」(バリトン・森口賢二)、「恋せよ乙女」(ソプラノ・渡邊史)も好評を得ている。オカリナ・麻生圭子とのオリジナルアルバム「一日の終わりに」は東日本大震災復興支援「いい音楽、とどけようプロジェクト」に選ばれ、2015年10月に、新アルバム「旅の朝」リリース。幼児教育指導のための教本「誰でもすぐ弾けるピアノ伴奏」(kmp出版)のアレンジ、同タイトルCD/DVD(キングレコード)も好評発売中。
桐朋学園大学嘱託演奏員。桐朋学園芸術短期大学委託演奏員。
茨城県つくば市出身
東京音楽大学音楽学部声楽科声楽演奏家コース卒業。同大学院修士課程を主席で修了。
2005年度(財)ロームミュージックファンデーション在外研究生。《後宮からの逃走》ブロンデ、《ドン・ジョヴァンニ》ツェルリーナ、《魔笛》夜の女王、などに出演。
東京室内歌劇場会員。二期会会員。