東京藝術大学首席卒業。同大学院、文化庁オペラ研修所を経て、ボローニャ、ウィーンで研鑽を積む。
数々の国際コンクールに上位入賞後、欧州の名門歌劇場へ次々とデビュー。ローマ歌劇場、ベッリーニ大劇場、シュトゥットガルト州立劇場等で主要な役を演じて活躍後、ウィーン・フォルクスオーパーと専属契約。専属を離れてからも『魔笛』夜の女王などで客演。
国内では新国立劇場、二期会などの舞台で主役級を演じる他、主要オーケストラとの共演、全国各地でのリサイタル、更にはNHK-FM「気ままにクラシック」で笑福亭笑瓶と4年間パーソナリティを務めるなど多彩な活動を展開。2012年よりBSフジにて音楽&トーク番組「レシピ・アン」(毎週土曜午後6時30分)にMCとしてレギュラー出演中。
≪ふるさと~日本のうた≫をはじめ6枚のソロ・アルバムをリリース。
第14回五島記念文化賞オペラ新人賞、第20回エクソンモービル音楽賞洋楽部門奨励賞受賞。
二期会会員
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修了。オペラシアターこんにゃく座での演奏や、1997年東京都現代美術館でのポンピドー・コレクション展開催記念サティ連続コンサート「伝統の変装」、2003年パリ日本文化会館における作品個展「東洋・西洋の音楽の交流」などは高く評価され、06年にはタングルウッド音楽祭に招かれ、ボストン交響楽団のメンバーと自作を含む室内楽を演奏した。『末摘花』『ガリレイの生涯』などのオペラのほか、室内楽、合唱曲、邦楽器のための作品など多数の作品を発表。その作品は国内はもとよりイタリア、イギリス、フランス、オランダ、スペイン、アメリカなどでも演奏されている。作曲の他にもピアニストとしての演奏や内外の演奏家との共演、指揮、音楽祭の音楽監督など活動は多方面にわたり、CDへの録音も多い。