小金井 宮地楽器ホール

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小金井ゆかりの人気アーティスト―奥村 愛(ヴァイオリン)、高木綾子(フルート)、菊池洋子(ピアノ)―が夢の饗宴!!

ゆかりの地ならではのスペシャルな演奏会!初めての共演となるアンサンブル、
それぞれにとって大切な“とっておき”のソロ曲のエピソードなどお話いただきました。

<桜満開の春に弾く、とっておきの曲>

―3月、「こがねいのミューズたちによるMy best of music」にご出演くださいます。3人での共演は初めてですか?

【奥村】3人での共演は初めてですね。お2人(高木・菊池)は共演したことあるの?
【高木】何度かありますよ。わたしと愛ちゃんは、室内楽で共演したことありますよね。
【奥村】20年くらい前から、3,4年に1回くらいのペースで共演していますね。私と洋子さんとは、洋子さんが「こがねいガラ・コンサート」で協奏曲を弾いたとき、私はオーケストラの中にいました。
【菊池】そもそもヴァイオリン、フルート、ピアノのトリオ自体、私にとって初めて。この組み合わせは珍しいですよね?オリジナルの曲はあまりないでしょう?
【高木】たくさんはないですね。イベールの「2つの間奏曲」はもともとフルート、ヴァイオリン、ハープまたはチェンバロという楽器編成です。映画音楽のような、「天空の城ラピュタ」の音楽っぽいところがある美しい曲なんですよ。マルティヌーの曲はこの3つの楽器のための作品です。
【菊池】音楽の響きがフランスですよね。リズムの感じも。
【高木】そう。彼はチェコ人だけど、フランスで学んだ人なんです。不思議な和声がたくさん出てきて、それがラヴェルなどとはちょっと違う。きれいな曲で、リズムの面白さもありますよ。

―ソロの曲は、みなさんにとって「とっておき」の曲をお選びいただきました。

【菊池】私は今ウィーンに住んでいるので、ウィーンで最も有名な名曲をテーマにした華やかな「『美しく青きドナウ』の主題によるアラベスク」です。前々から演奏したいと思っていたんですが、リサイタルのプログラムにいれづらくて弾く機会が無かったので、今回ぜひ、と選びました。実は超絶技巧の曲で、それをウィーン風に美しくおしゃれに演奏しなければならない、手ごわい曲なんですよ。

【高木】フルートにはフランスものの美しいソロ曲もありますけれど、ここは王道でバッハの「無伴奏フルートのためのパルティータ」を選びました。今回のプログラムはいろいろな国の音楽がならんでいますよね。「パルティータ」も4つの国の舞曲から構成されていますから、旅するようにいろいろな国のイメージをお伝えできたらと思っています。

【奥村】イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番「バラード」は、学生のときにとても熱心に練習した曲。楽譜は、音符が見えないくらい先生の書き込みがあって(笑)そんな曲はやっぱり今でも自分の中に強く残っています。その曲をもう1回弾きたい、それも地元の小金井で、と思い選びました。

―最後に、お客様へメッセージをお願いします。

【菊池】ソロあり、デュオあり、トリオあり。綾子さんが言ったように、いろいろな国の作曲家の作品が並んだ、もりだくさんなプログラムです。楽しい演奏会にできたらと思っています。
【高木】聞きなれない名前の作曲家がいるかもしれませんが、作品を聴けばいろいろなイメージが浮かぶ曲が多いと思います。マルティヌーの曲は鼻歌まじりのような節がでてくる音楽なので、知らない曲だから、と身構える必要はまったくありませんよ。音の情景を楽しんでください。
【奥村】新しい曲との出会いを求めて、気楽にいらしていただけたらと思います。それぞれの曲の面白さと、私たち3人のキャラクターの違いを楽しんでいただけるとうれしいです。そして、とてもいい季節ですからね。
【高木】3月30日。桜が満開かもしれませんね。
【奥村】桜を見がてら、いらしてくださいね。



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