JR中央線「武蔵小金井駅」南口駅前にある文化施設です。578席の大ホールをはじめ、小ホール、市民ギャラリー、4つの練習室、和室、マルチパーパススペースがあります。
最新の書き込み
 
 
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年

 
〒184-0004
東京都小金井市本町6-14-45
TEL: 042-380-8077
FAX: 042-380-8078

開館時間: 9:00 ~ 22:00
受付時間: 9:00 ~ 20:00
休館日: 毎月第2火曜日および第3火曜日(祝日の場合はその直後の平日) / 年末年始
「ラ・プティット・バンド」が演奏する『古楽器』とは? 14. 06. 03

6月7日(土)世界最高峰の古楽器オーケストラ「ラ・プティット・バンド」

小金井にやってきます。

そこで、ラ・プティット・バンドの演奏をよりお楽しみいただくため、『古楽器』の魅力をご紹介します。

 

『古楽器』とは、バッハが作曲していた17~18世紀頃に使われていた楽器で、

まさに作曲家の意図した音。

 

古楽器の弦楽器の弦は、ガット(羊の腸)弦。素朴な音色がします。

そして、先端の形が異なる弓は、張力が弱くヴィブラートをかけないので、

温かく澄んだ音色がします。

 

演奏技術面で顕著な違いがあるのが金管楽器。

古楽器のトランペットにはピストンがなく、楽器は長い1本の管の状態。

息を吹き込むだけで音程を変える技術的にとても難しい楽器ですが、

今回登場するマドゥーフ氏は驚異的なテクニックの持ち主。

今回の演奏会の見どころの一つです。

 

そして、最近になって復元された古楽器も。

ラ・プティット・バンドの音楽監督シギスヴァルト・クイケンの研究によって

復元されたばかりの『ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ』。

「肩のチェロ」という名の通り、肩から紐で下げて胸の前に構えて演奏します。

この”新しい古楽器”がどんな音色なのか、直接聴いてお楽しみください。

 

今回のプログラムは管弦楽組曲全曲とブランデンブルク協奏曲第5番という、

バッハ・ファンにはたまらないプログラムです。

古楽器オーケストラ最高峰の「ラ・プティット・バンド」による

J.S.バッハの真髄に迫る演奏会に是非お出かけください!!

6/7(土)「ラ・プティット・バンド J.S.バッハ 管弦楽組曲全曲演奏会」